山の中のまっすぐな道
「中央構造線」を走ってみよう。
中央構造線を南下 2012_09_02〜04
日本の真ん中を縦にまっすぐ南北に伸びている道があります。152号線です。山の中にまっすぐな道がある、こればどうしたことだ、と、小学生の頃、地図を見て驚いたことがあります。中央構造線でした。西日本を縦断する大規模な断層帯の名称です。ただ、このあたりは南北に走っている。中央構造線は関東では霞ヶ浦から岩槻、下仁田、茅野市の諏訪大社前宮付近から杖突峠、高遠、分杭峠、大鹿村、地蔵峠、飯田市遠山、青崩峠、水窪から水窪川沿いには行かず北条峠を通って佐久間、新城、伊勢へと続きます。伊勢からは櫛田川、紀の川、吉野川を通って国東半島と佐賀関の間を通り、それから阿蘇の下、八代、出水の長嶋あたりを通っているようです。
今回は、茅野まで輪行、茅野から杖突峠、高遠、分杭峠、大鹿で泊り、地蔵峠、遠山、青崩峠、水窪から浜松で泊り、そして東海道を東へ走り、用宗から輪行で帰ります。中央構造線沿い、どのような景色が広がっているか見てみます。
2012_09_02
中央構造線沿い 茅野から浜松まで走ります。
6:03
朝4時半に起きたら大雨だった。
天気図は問題ない。
駅まで車で自転車を運び、再度歩いて出かける。そのときは雨は止んだ。
中央線 輪行
組み立てに約40分かかった。
9:38
茅野駅
標高790m
前回ここで自転車をばらして輪行で帰った。同じ場所で今回は組み立てる。
あらかじめ作業場がわかっていると安心だ。
電車を降りたのはフェンスのむこうのホーム。
フェンス越しにひょいと自転車を出して自分だけ改札を通ればよいかなと思ったが、かついで階段を上って下りて、ぐるりと回ってきた。
1日目・・・
茅野⇒大鹿
1日目
輪行⇒茅野⇒高遠⇒大鹿
走行距離 57km
最大標高差 684m
獲得標高 上り 1235m
獲得標高下り 1129m
越える峠は二つ、杖突峠と分杭峠
標高差を2つ合わせても1235m
前回の日光で1847m
前々回の八ヶ岳で1500mなので多少観光できるかなというところ。
10:36
いつものことながら出発時のコンビニ捜しに苦労する。インターネットで調べてきた場所にコンビニはなかった。
こういうときのウロウロ時間は瞬く間に過ぎていく。こういうときに限って村人も発見できない。
なんとか準備を整え上り始める。
写真は20号から152号線への分かれ道
11:23
杖突峠をせっせと上る。
11:31
車はたくさん通る
11:57
茅野市街が見える
11:58
ガードレール越しに町を見る。
12:07
ここが杖突峠の頂上は平らです。1247m
12:15
峠を越えると伊那にはいる。
12:19
いっきに下って高遠
12:46
高遠城址公園でめし
13:25
歴史館はダムサイドにある。
江戸時代に起こった、世に言う「絵島事件」の絵島が、大奥から流されたのがここ高遠の地であり、この囲み屋敷は、昭和42年に、当時の資料をもとに復元されたものです。
2人が情を通じていたというのは幕府によってでっちあげられたストーリーに過ぎないという。
絵島は屋敷の外に出ることも許されず、大奥の情報を外に漏らされないようにと、紙と筆も与えられないまま、この地で26年を過ごし、享年は61歳でした。
https://www.inadanikankou.jp/special/page/id=900「長野伊那谷観光局」より。
13:52
にわか雨が降ってきた。
「あの雲がおとした雨にぬれている」・・・種田山頭火
14:15
すぐに晴れてきた。ずーっと川に沿って上っていく。暑い
14:39
いよいよ坂になった。分杭峠に向かう。
15:30
分杭峠についた。
1420m
人々がちらほら集まっている。
15:33
なんだかパワースポットがあると書いてあった。
パワースポットは自分には関係ないのでいっきにくだって民宿へ。
15:39
こんな景色
15:52
そして民宿に到着。大鹿村標高670mくらい
次の日
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