大井川最上流部西俣の渓流

2014_07_29 32.5km往復　晴　車⇒早川町新倉⇒ヘリポート⇒歩き⇒伝付峠⇒二軒小屋⇒西俣⇒西俣取水堰堤　往復　

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新倉のヘリポート
早川の公園で車中泊し、４時半ころ、ここに到着
５時発

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一般車両通行止めの林道を登っていく

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ここを左、橋を渡る。前はまっすぐに行っていたみたいですが、今は向かって左の沢を登り、尾根を乗り越えて、もとの沢にもどります。

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内河内河から向かって左手の沢を登っていきます。

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そして、尾根を乗り越える歩道・・・・
クライミングの練習に作ったのかしら、というくらいの急勾配です。
まるで、ぶらさがりながら、上っていくようです。

杖をついているので両手でロープを掴めない。杖を腰にさして、両手でロープを掴んで登る。

上から見たところ足をかけるところがない。
何もこんなところに作らなくてもと、思いますが、これしかない、ほかに選択肢のない迂回路だったのでしょう。

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そんなこんなで、尾根を乗り越えて元の沢にもどります。

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立派な橋ですが、ボルトはしっかりついているか・・・
とか、疑い始めたらきりがない

ここまで来る間に、たくさんの踏み跡を確認しました。
皆さん、通っても大丈夫だったのだ・・・・ということです。

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西沢渓谷にそっくりの滝が、あちこちにあります。

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東電、保利沢小屋
という名前の小屋です。

右岸から保利沢がぶつかってくる場所にある小屋なので保利沢小屋と呼ぶのでしょう。
登っていく沢の名前は内河内川です。

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空身だと、ぴょん、ぴょん、ですが・・・荷物があると、丁寧に、杖をついて渡ります。

なぜかというと、最近大雨が降っていないので、跳んだ先の石がぬるりとしているからです。

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狭い絶壁もあります・・・
という表現より・・・
絶壁の中に、ところどころ、平らな道があります。というところです。

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ロープをたよりに、よじのぼっていかなければならないところもあります。

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概ね、このような大石がごろごろの沢です。

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長い杖を持っているのは、これで沢を跳びこえます。
棒幅とびです。
さて、いよいよ伝付峠に向かっての尾根のぼりにはいるわけですが、ここではじめて人に会いました。

ピッケルをもっている。あちこちの山に行ってきたと言っておられた

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先ほどの人は
「今年は熊が多いらしい、なので、今年はじめて熊よけの鈴を買った」と言っておられました。
私は何の準備もしていない。

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唐松林の中の笹の中を進む。

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結構登ってきましたが、この標高に、これだけの水量ということは、水脈は尾根沿いにあるようで、それが峠の下の、この位置に出ている、と、そう考えながら、さらに登る。

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もうじきに峠です。

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伝付峠には林道が通っている。
こんな道を見ると、自転車で来たくなります。

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歩道を二軒小屋のほうへ下りていく。下る途中で御夫婦での登山の人に出会う。
やはり熊よけの鈴を持っておられた。

熊がでますよー
とおどかされたりして、

これですよ、ひっかいた跡がある。鹿は、こんなことしないし、猪だって、こんな爪は持っていない。
こわーい、ですね。

なので、熊よけのために木の幹を杖で、かこーん、かこーん、と叩きながら進む。
時々はペットボトルをつまんで、ぽかん、ポカンと音を出してみたりする。
効果あるんか、ないんか、わからない。

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二軒小屋についた。

ヘリポート出発が4:50。今　10:50なので、ヘリポートからここまで６時間もかかったことになります。

田代発電所は5:40なので、田代発電所からは５時間１０分。登山地図では田代発電所から６時間１０分となっています。その時々の沢の状態によって、まったく異なるということです。

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二軒小屋前の田代ダム。東京電力管理
本来大井川水系は中部電力
ここでせき止めた水は富士川水系の早川へ流れる。

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このダムは三日月の形をしている
もともとの川はどのように流れていたのでしょうか。

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橋を渡ったらトンネル

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抜けたら
東俣と西俣への道路の別れ
西俣は左

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写真でみると、のどかな沢沿いの道のように見えますが、雨の日、風の強い日などには絶対歩きたくない、そんな絶壁の下の道です。

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二軒小屋発電所

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この先で第一釣り人にあう

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川沿いの仮道路

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西俣沢の右岸をずーっと、こんなかんじで林道がはしっています。

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これは昔の道です。

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林道は、ここまでのようです。
いよいよ沢におりる

===が、しかし、帰りに、よくよく見てみると右岸沿いに、悪路ではあるが道路が、とぎれとぎれに続いていて小西俣出会いの堰堤までは靴を履き替えることなく行けた。===

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石跳びで渡れないところは橋をかけます。

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このへんで第ニ釣り人にあう

西俣の奥、中俣には、はいれないですよ・・・
小西俣を上ったほうがよい・・・という助言をもらった。

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棒幅跳び、このために長めの杖を持ち歩いています。
この話は前に書きました。

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せっかく持ってきた沢歩き用の靴・・・
履いてみ歩いてみた・・・
この炎天下だけど水は冷たい・・・

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見てのとおり、ここまで来ると水が少ない。その理由は上流にある慣合の堰堤にあります。

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道路は寸断されたり続いたりしてずーっと右岸をとおっている。

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石がごろごろしている。その石をひっくり返した跡がある

釣り人の餌捜しではない。何かの動物が石の下の虫を取ったあと、と、思われる

よくよく考えてみるに、その動物は・・・・熊。そして捜したものは蟻。らしい

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発動機
集材機付きです

この発動機はどのように運んだか・・・
昔は道が使えたので、車
または、架線で吊り下げて運び上げた

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慣合堰堤
西俣取水堰堤
この堰堤の上で西俣沢、小西俣と中俣に分かれます

二軒小屋を出たのが11:00 ですので、ここまで、小西俣出会いまで、４時間かかったということです。

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川下から見て左手の小西俣。沢にかけてある丸太橋。思ったより水量は多い。

腰にはいろんなものをぶらさげています。
関電工の工事の人みたいです。
GPS、水(ペットボトル)1.5L、予備の空ペットボトル2L用、登山靴など

。

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中俣の上流の方を見たところ。堰堤を越えたら極端に水量が増えましたつまり、ここで、かなりの水が、どこかに吸い込まれて行っているのでしょう。

ここで釣りの人にあう。
第三釣り人

中俣は、とても登れないよ、という助言

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再び、三度の助言

素直に従うが
Bプラン・・・小西俣のルート図を作っていないので
今回はここでおしまい。

２時間ばかり下って
ここでテント泊

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メスティンの飯盒
リュックの中のデッドスペースをなくするために四角の飯盒、メスティンを買いました。

では、下にあるイワタニの丸ボンベは・・・
メッシュの洗濯ネットに入れて、リュックの後ろに吊り下げて歩きます・・・・。リュックの中には入れない。

この飯盒ごはんの炊き方について、
何度もうちで試した結果ですが、
まず、水を入れてから１時間くらい置く、ふきこぼれない程度の火加減でたいて、ぷつぷつ、じりじりと、なんだか焦げるような音を、しばらく聞いて、火を止めて、ひっくり返して、タオルで包んで、これ以上蒸れないぞというとひろまで置く。
すると、それはそれはおいしいご飯ができます。