3日目 雁峠から広瀬ダムまで歩きます。

やる気をなくしたので、帰ります。

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寒くて、早く目が覚めた。で、簡単に食事。まだ暗いので、出かける気にはならない。時間があるので、荷物のかたづけを、少しづつ始める。
昨日、書いたとおり、かたずけながら、餌みたいに、朝飯を食った。非常にまずかった。
作業しながらでないととても食えたものではない。そんなものを食った。

いつものことですが、テントいっぱいに散らかっている物々も、時間をかけて、すこしづつ、まとめていくと、きれいに、まとまるものです。すべては時間です。そして、することがなくなり、じっとしているのがつらくなり、テントをたたんでしまう。すると、いよいよ、居るところもなくなる。
ちっとでも歩いてみるか。と、じわじわ出かけることになる。

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これだけになってしまった。

なんか、かんか、動いていれば、結構、はかどるもので。きれいに整理できた。
あとは、背負って出かけるだけです。何にも残さない。ここで、写真を１枚。というより、テント跡地をざっと動画で撮っておく。歩き始めてから「何か忘れてきてはいないか」などと心配する必要がなくなる。心配なら、動画を確認してみればいい。

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歩いていると、登山地図が掲げてあったので写真を撮って、道々見てみると・・・
この地図には新地平のバス停も載っています。

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暖かいようなのでジャンパーは着ない。

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峠から、あまり下らないところに水が、いっぱい出ています。雁坂嶺、水晶山から集まってきているものと思われます。

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カモシカは人が近づくと、ガサガサっと逃げるが、一度止まって、別れを惜しむように、じーっと見て、それから立ち去るので、カメラを出して、焦点を合わせて、撮る時間は十分にあります。

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陽が照ってきたら、もみじもきれいでしょうが、まだ、日がさしていません。

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途中から林道になっていて、その林道を、ずーっと下っていく。と、下に国道の車の音が聞こえるので、ここで、姑息な考えをおこして、ショートカットして、おりてしまった。

いつものことですが、林道を歩くと、すぐにショートカットしたくなる。

これが失敗でした。かえって、バス停から遠くなってしまった。

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ここに出た
バス停はどっちかな、と考えます。
出発するとき、地図に書いてあったのですが、この段階では忘れている。

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ダムサイトにバス停があるだろうと歩くが。ダムサイトはバス停にはなっていなかった。
タブレットの地図には新地平という地名が載っていなかったし、聞く人も、誰もいなかったのでダムサイトまで行ってしまった。

新地平というのは、集落の中にありました。ダムサイトにいた地元の人が親切に車に乗せて、ここまで連れてきてくれました。みんな親切です。
感謝します。

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9:38のバスで塩山駅へ行く、始発です。
バスは途中、乾徳山登山口をまわっていくものだから
かなり時間がかかってしまった。
ただ、伸びた距離の分の料金はかからないように
うまく料金表が切り替わっているようでした。

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１時間かかって、塩山駅。バス代1950円
山歩きが特急を使ってどうする、ということで、当然、各駅停車で高尾まで。そして、立川まで、乗り換えて、うちへ

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