山中湖大回り

2016_02_18 晴れ⇒一時曇り⇒晴れ
富士山がきれいに見える場所はどこか。
あちこち、富士山のまわりを回ってみていますが。



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籠坂峠 気温はマイナス7度
ここに自転車を置いていきます。

昼飯は山中湖畔、道志みち分岐点のセブンで調達です。

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一時的に曇って、富士山が見えなくなりましたので。
「今日は、だめかー」という感じで、湖畔の駐車場で
しばらく、仮眠・・。

晴れてきましたので、出発します。

人なつっこい白鳥で、
カメラを向けると、すーっと寄ってきます。
1日中ずーっと白鳥と遊んでいたい気分です。

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前回来たとき
たぶん、この扉はなかった、
うっかり、まっすぐに行って
犬に吠えられて・・・、私有地のようでして、
「何か、御用ですか?」と聞かれて
ルートを教えられて、
引き返してきて、このガードレールの切れ目から
ハイキングコースに入り直したことを覚えています。

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今回は、そんなヘマはしません。
もう大丈夫です。すいすい。行けます。

飯盛山から富士山です。
富士山に雲はないですが、自分のいる場所に雲がかかっています。

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上ったり下ったりして行きます。
いつも思うのですが、この手の階段は、どうしても歩幅が合いません。

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大平山まで来ました。
天気は良さそうです。

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ゆるやかに下って。ゆるやかに上って
平尾山へ向けて歩きます。

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平尾山です。
残念ですが、富士山に雲がかかりました。

平尾山から、富士山は見えません。
次の石割山では雲は取れているでしょうか・・・。

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石割山です。

やはり、富士山は雲の先です。
残念です。

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さて、ここで決断です。
ここから先は誰も歩いていません。人の足跡がない。
あるのは、動物の足跡だけです。形からして、小さな動物です。

雪も積もっている。今履いている靴では、歩けないかもしれません。
何よりも、雪道を歩き慣れていません。雪道の練習をしていません。それに、空は曇ってきた。
引き返し条件満載です。

どうするか。
まだ、9時半ですので、昼まで歩いてみて、そこで引き返すかどうか決めることにします。
結論先延ばし作戦・・・いつものやり方です。

しぶしぶというかんじで歩きます。
天気が良くないので、
やる気が失せています。

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笹も繁っていて、笹の葉には雪が固まってついていて
かき分けていくと、それがくっついてきまして、
びしょびしょ濡れになります。
それが、どれくらいの区間続くか・・・。
それが、もっかの懸案事項です。

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笹はすぐになくなり、歩きやすい道になりました。

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下りは、雪がぶかぶかして、靴にはいりそうですが。

雪は、靴にはいるほどには深くない。

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これから歩く、高指山などの山々

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あるのは動物の足跡のみ。
足跡が替りました。形が大きくなりました。
役者交代です。

きれいに一直線です。
平均台の上を歩いているみたいです。
どうして、こんな歩き方ができるのでしょう。
歩幅は広い。
大型の動物です。
とても4本足とは思えませんが、ちゃんと蹄の形はある。

そうか、やつも、ここを歩いたのだなあ、とか、
ひとりぼっちの動物が歩く姿を想像しながら先へ進みます。

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石割山分岐
ここから、右へ下りて行き、山伏峠です。

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ここは山伏峠
いつも通るトンネルの上です。

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そして上って
山伏峠分岐
ここから右へ行きます。

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空が明るくなってきました。
富士山に向かって、ひたすら歩きます。

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富士岬平に着きました。
ばっちり晴れてきました。
いつもの、富士山に雲がまとわりつく、というかんじではなくなりました。
軽い霧が通り過ぎていくだけ、というかんじです。
富士岬平から富士山

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富士岬平から

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一度くだって、また上って
山歩きは、平ではありません。

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高指山につきました。

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天気は晴
数人のグループの方々が休憩中でした。
今日、はじめて、人に会いました。

富士吉田に向けての富士山の稜線が、途中でもっこりと膨らんでいるところがあります。
あそこが、五合目、ある程度平らなので建物が建つのだ・・・。
などと、みんなで話あったりしていました。

話の輪に加わって、楽しいひとときを過ごしていたのですが、ふと、地図を見てみたら、まだ半分くらいしか来ていないことに気づき、あわてて、腰をあげ、皆さんに別れを言って、歩きはじめる。

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陽が、前から照ってきて、まぶしい。
かといって、サングラスを用意してくると、必ず曇るので、ま、我慢するしかない。

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またまた、ずーっと上りますが、
さほど急ではない。

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平らなところは、歩いていて気持ち良い。

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明神山頂 (鉄砲木の頭)に着きました。

明神山頂 です。

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明神山頂 (鉄砲木の頭)
本日、いちばん眺めの良い場所です。

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山中湖の面積は河口湖より広い。667ha、標高は982mです。
ほとんど1000mに近い場所にあるということです。
河口湖の面積はというと、548ha、標高は833m

東京で面積の一番小さい区である台東区の面積が1008ha
山中湖の面積は、その7割弱というところです。

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山中湖は、富士五湖の中では唯一、流れ出る河川のある湖です。
なので、昔の河口湖みたいに、
大雨のとき水があふれるということはありません。

で、山中湖の水は、どこから流れ出るか、
山中湖の形はクジラにたとえられます、
その、クジラの口の上のあたり、
「なぎさ」という釣り関係の店のところから
桂川として流れ出ています。そして、

忍野八海の水と合流し、
道の駅、富士吉田の近くを流れ、
大月の猿橋の下をとおって、相模湖、
津久井湖、そして相模川として太平洋に流れ込みます。

山中湖は相模川の源流なのです。

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ずーっと向うの尾根沿いを歩いていきますが、
ここから一度下りこんで三国峠

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三国峠

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三国峠 山梨県方角

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三国峠 神奈川県

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道路を横切って、再び登ります。
ずーっと、下った分だけ上ります。

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ずいぶん登った、つもりの三国山頂
標高1320mと書いてあります。が、山中湖の標高が982mですので、さし引くと、相対高度338mということです。たいして登っていません。

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人の歩いた足跡がまっすぐ・・・・
それに対して、所々に直角に交わる足跡があります。
動物の足跡です。

動物の足跡をたどって、かなり横道にそれて冒険してみても、
自分の足跡が残りますので、安心です。
たとえ暗くなっても、足跡をたよりに元へもどれるのです。
迷うことはありません。

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大洞山頂
このように平らな場所は、ふつう、見晴らしはよくありません。

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アザミ平
足跡を見ると、今日、何人歩いたかが、わかります。

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墓地です。
籠坂峠に着きました。

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篭坂峠

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ここから、
朝、ここに置いていった
自転車に乗って山中湖まで下ります。

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馬車道を行きますが、寒い、寒い。

昔々、ここを鉄道馬車がとおっていたということですが、
二か所ほどヘヤピンカーブがあります。
うまく登れていたのでしようか。
調子にのって、どんどん進んでいきますと、
この道は山中湖を通り過ぎてしまいますので、
途中から右へ行きます。

先ほどの、湖水はどこから流れ出ているかという話です。
青い建物、「なぎさ」という釣り関係の店の手前、矢印のあたりの橋の下から流れ出ています。

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かなり寒い思いをして、山中湖親水公園駐車場へ着きました。
富士山は逆光で真っ黒です。



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