鶴峠・小菅

「小菅へ行ってみよう」と思い、前の晩から自転車を仕度してルートを決めて、朝を迎える。
「こんなに早起きして出かけて、こんなことして何になるのだ」と考え直して、やめた。
何度が、そんなことを繰り返して、「行かねばならないのだ、どうしても」というモチベーションをあげて、あげて、今回、(やっていることは、たいしたことでもないが)、やっと実現できました。
私の自転車散策のひとつです。
前に同じコースを一度行ったことあるのですが、今回は少しつらかった。
体力が落ちたのか、自転車の装備の問題なのか、気候(花粉の季節)の問題なのかは、わかりません。

朝から黄昏ている。

自転車の工具、食料などの荷物だけなのですが、
日が高くなるにつれて、だんだん暖かくなってきます。
ジャンパーを脱いで、中に着ている長袖のシャツを脱いで・・・
じわじわと荷物が増えてきます。

背中にリュックを背負うことはしません。
暑いし、いずれ腰にくる。だからといって、
リアキャリアに括りつけることもしない。出し入れに不便だからです。
フロントキャリアにリュックを乗せるように作ってあります。

ここまで２時間とすこしで到達するには、早起きして暗いうちに家を出る必要があります。遅いと、それに比例して遅くなる、のだったらよいのですが、
そうではない、幾何級数的に遅くなるのです。

２０号線にはいる。
時々、車がどっと通る。
「なんで、こんなところを自転車で走るんだ」とは、
そんなこと思っているドライバーはいません。
完全に無視されています。

上の原に９時前に着くことができた。
このミッションを何度も断念した理由は、ここまで来るのが大変なのだからです。ここまで車、輪行で来て、ここから山登りをして帰るのだったら、
それは、それは簡単でよろしいのですが、
「山上りは登山口まで行くのが大変だ」と同じく、
自転車は坂の上り口まで来るのが大変なのです。

上の原を通り過ぎて
どうにか山道らしくなった。
やっと走りたい道を走ることができます。

神戸(GODO)とかいてある。
神戸という字はあちこちで、いろいろな読ませ方をしますね。
実は、はじめに呼び名があって、後で字をあてた、と、
私はそう思っています。

ゆっくり漕いでいれば、いずれは着きます。
暑くなってきましたが、手袋はしたままです。なぜなら急こう配だと手袋なしでは手の皮がむけるからです。

トンネルを１０個ばかり通って
尾灯をしっかり点滅させていきます。

奥多摩駅前
実はバイパスを行くつもりだつたのです。
バイパスは何度も通って、知っているはずなのに、こちらへ来てしまった、
標識があって、すぐに直角に右へ曲がるべきだったのに、知ってるつもりになって、さっさと来てしまったためです。謙虚さが足りない。
慣れたころに間違う。そして忘れたころに来て、また間違う。

そして是政橋
今日のミッションはこれでおわり、ここから１時間半くらいで自宅に着くでしょう。
程好い疲れ、ではなく、たくさん疲れました。
なにしろ喉が渇いた。

		0631
		0644


		1122


		1402

鶴峠・小菅

2018_3_26 １６４km ⇒尻手黒川線⇒世田谷通り⇒町田街道⇒橋本⇒城山湖⇒津久井湖⇒２０号線⇒上の原⇒小菅⇒奥多摩⇒青梅⇒羽村⇒