椎葉村の仙人棚田
2019_06_24 晴れ 40km
宮崎県椎葉村の仙人棚田です。
インターネットで調べると、マチュピチュだとか道が険しいとか言われますが、ただ一点、水はどこから引いているのか、それが知りたくて行ってみました。
ところで、棚田とは小さな田んぼが階段状になっているだけではない。農水省が言うには『平均傾斜1/20 (5%)以上の土地を削って作った水田』を棚田として分布図を作成し、以後これが使用されるようになっています。一団の棚田の面積が1ヘクタール以上であるという規定はあるが、田んぼ単体の面積などの制限はない。
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上椎葉ダムにやってきました。ダムの水はずいぶん減っています。
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女神像公園から出発です。
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椎葉役場のある地区です。
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トンネルが4つほどあります。このトンネルは長くて入るのはやめます。旧道がありますので、そちらを通ります。
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このトンネルにはう回路はありません。入ります。
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岩屋戸ダム
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岩屋戸ダム さきほどの女神像公園のあった場所の椎葉ダムと塚原ダムの中間にあるダムです。塚原ダムは12キロほど下流にあります。
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オオイチョウ展望台への誘導表示です。
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急坂を上っていきます。
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あの山の上まで登ります。
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かなり急な坂がえんえんと続きます。四国88か所21番、太龍寺の坂に似ています。
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向こう岸の山の植林がパッチワークみたいになっています。どのように植林していったのか想像してみます。
はるか下に国道が見えています。トンネルがたくさんありますが、その中でも中椎葉トンネルというのがあります。このトンネルはどうしてこんなに曲って長く作ったのでしょうか。
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ロクロというところです。椎葉村松尾ロクロというところです。
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大いちょう展望台に来ています。ここから棚田を眺めると、特に朝方は雲海の中に棚田が浮かんでいるように見え、その様子がまるで仙人が住んでいるかのように思われることから『仙人の棚田』『椎葉のマチュピチュ』などと呼ばれています。
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棚田の面積は4.1haと言われています。地図上で田の周りを囲って、それで面積を計算していくと、だいたいそのとおりになります。三角地帯の一番上の田まで含めた面積でしょう。14戸の農家で耕作しているそうです。
田の水源ですが、いちばん上の家のそばまで田が作ってあります。右手の荒淵谷という谷から引いています。そこから水平に谷まで水路をこしらえていくと約4キロくらいになります。水路の構築も大変な作業だったでしょうが、維持管理もまた毎年毎年大変な労力を必要としたでしょう。
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左上の方に飛び地みたいに家屋があり、その家屋のそばにも田があるようです。全体の写真の中で
この箇所です。
拡大します。
元来た道を戻ることはしないで山ひだの反対方向へ向けて下ります。少し上ってから下りることになります。
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山ひだの反対側の、こちらにも水田があります。
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少し開けた場所には人家があります。
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いくつか植え付けしていない田がありますが、ほとんど植付けしてあります。
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国道へ出ました。
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国道の両側は人家が軒を連ねています。右側の家は崖に張り付いていますし、左側の家は絶壁に柱を建てて建っています。発電所の門前町なのでしようか。
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松尾橋を渡り向こう岸へ行きます。
家屋はこのように川に桟橋をかけて、その上に建ててあります
上から見ると、このようになっています。発電所があります。郵便局もあります。岩屋戸発電所
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さらに上ると下を大イチョウトンネルが抜けていて、そのつながりに岩屋戸橋がかかっており、それが見えています。
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松尾児童館
七夕の飾りです。
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松尾小学校
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松尾の集落へ上ってきました。
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発電所の送電線と、向こう岸の展望台が見えています。
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さて、先ほどの展望台はどこでしょう。クリックしてみましょう。
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戻ります。
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旧道(右)の方へ行きます。
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あじさいがきれいです。
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岩屋戸ダム、ダム岸にバス亭があります。
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下椎葉第一トンネル 282mです。
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バイパスを避けて役場の方へ上ります。
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さらに役場より上の道を行きます。
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ダム岸 女神像公園到着です。
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