屋久島・宮之浦岳、黒味岳

場所 屋久島・宮之浦岳、黒味岳他。
屋久島に行くには天気が問題です。屋久島は周囲を黒潮が通る暖かな海に囲まれています。屋久島には九州で一番高い山、宮之浦岳がそびえ立っています。他にもたくさんの高い山がそびえ立っています。当然雨が降りやすいし、天気も変わりやすいでしょう。しかし、そんな中でも天気の良い日はないかと予報を追跡してみました。梅雨にはいる前の一瞬だけ天気の良い日があることがわかりました。そこで急遽でかけてきました。
日時  2022_06_07〜09


今、鹿児島県の桜島にいます。袴腰のフェリー発着場の近くの観光客用駐車場です。
6月7日0632
天気とバッテリーと食料と駐車場の心配をします。天気は大丈夫そうです。バッテリーは2泊3日ぎりぎりでしょう。食料は途中コスモスで買ってきたパンとかグラノーラ等と手持ちのアルファ米。
そして駐車場はここです。
国民宿舎とJ.Coopの間にある駐車場。車中泊
ここに車を置いて、鹿児島へ渡ります。
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桜島を後にしてフェリーで鹿児島へ
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鹿児島、屋久島行フェリー乗り場まで歩きます。
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フェリー屋久島2
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乗船します。鹿児島を8時半に出て宮之浦港に12時半着。帰りは明後日13時半発。往復10700円
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4時間後、宮之浦港到着
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バスで安房の合同庁舎前まで810円
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起元杉行きのバスが待っていた。バスを乗り換えて起源杉前(終点)まで990円
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起元杉
ここで下りて1.6キロほど道路を歩きます。
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屋久島はよほど杉の敵地だと思われます。あらゆるところに杉の幼木が育ってきているのが見れます。
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杉の種はこんなところでも、簡単に発芽して、どんどん大きくなっていきます。
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車道は淀川登山口まで。ここから歩道が続きます。
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このように登山道は整備されています。今回は荷物を極力軽くしてきました。6食程度の荷物です。今回は水の心配がいらない。どこででも水は汲める。オレンジの小物はポンチョ
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淀川の清流
花之江河の水はここには流れてこないので大丈夫です。何が大丈夫かというと、花之江河はたくさんの人たちが歩くので、下流の水は飲みたくないということです。しかしです、どこの水もたくさんの鹿やサルの糞が混じっているので沸かしてのんだ方が良いですけど。
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淀川小屋にテントを張る
夜中にテントの外ではネズミと思われる小動物がガサゴソとにぎやかでした。小屋の中は食料などの荷物の管理が大変だろうと推察します。
次の日
6月8日
8日
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淀川の橋を渡って進んでいきます。
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花之江河に下りこみますが、霧が出てきました。
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花之江河です。花之江河は荒川の上流になります。
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屋久島は杉で有名ですが、もうひとつ奇岩がたくさんあるところです。
山の頂上という頂上には奇岩があります。
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宮之浦岳に登る前に黒味岳に寄っていきます。
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この岩の上が黒味岳頂上です。
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花之江河湿地
うしろに見えているのが高盤岳。その頂上にトーフ岩が写っていました。
トーフ岩です。
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砂岩でできている長い一枚岩の小さな流れになっている沢兼歩道を歩きます。水に塗れているにもかかわらず滑らないので歩きやすいです。
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サルが岩の上でひなたぽっこをしています。。
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小さな小山がぽこぽことあります。普通の山にある尾根と沢の繰り返しという地形ではなく、小山が点在する地形が屋久島です。地図を見るとよくわかるのですが。非常に複雑な地形です。。
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みんなロボットと呼んでいる。どうして落ちないのか。
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こちらも、どうして落ちないのか。
写真はちゃんと水平に撮っています。
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今にもずり落ちそうに岩です。。
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翁岳
この翁岳は後々重要な目印になります。
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左側に翁岳
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宮之浦岳頂上
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再び翁岳
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永田岳
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永田岳
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平石へ向けて下っていきます。
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永田岳
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向こうの岩山を眺めながら物思いにふけっているサルです。。
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近づいてカメラを向けると、動きだしました。
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高塚小屋まで下りてきました。ここて一泊する予定でしたが、まだ12時です。早すぎました。どうしたものか。
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このまま下ってしまえば、明るいうちに宮之浦に着く。しかし、泊まるところもないし、明日のフェリー発まですることもない。途中テント張るところもない。従って、ここに泊まるしかない。
縄文杉よりずっと下まで下りて、また、登ってきて、ここにテント張って、明日早くに出発して、太鼓岩でゆっくりしょうと、そんな計画にしました。ただ、ここには水がありません。縄文杉の下で汲んできましょう。
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縄文杉は、あちこちから眺められるように木造の床が張ってありました。およそ50年前に来て以来です。その時には小杉谷荘というところに泊まった気がします。50年ぶりの縄文杉。大きくなったかどうかわかるものではありません。
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夫婦杉
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高塚小屋までひきかえしてテント泊
高塚小屋、朝3時半出発。

テントをたたんで3時20分に出発。暗闇の中を下りていきます。モバイルバッテリーをライトモードにして足元を照らしながら一歩一歩、滑らないように、丁寧に下りて行きます。夜中には月明りで空は少し明るかったのですが、今は真っ暗。ライトなしでは全く見えません。全く見えないぶん、目以外の体のあらゆる器官で感じるものがあります。「くらやみでしかみえないものがある」なんて、そんな感じです。
再び縄文杉
6月9日 0422
ウィルソン株。
私はおおよそ50年前に、ここに来ています。50年間で、この切り株はずいぶん薄くなった気がします。
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翁杉
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トロッコ道に下りてきました。枕木の上に板が敷いてあるので歩きやすいです。
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二度目の朝飯です。
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三代杉
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ここから左へ登って辻峠を越えて白谷雲水峡バス亭へ向かいます。
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太鼓岩に到着です。眺めがいい。
宮之浦岳と翁岳は肉眼で見えます。縄文杉は「このあたり」という程度。天気の良い日に超望遠鏡で見たとしても尾根の陰になっていて見えないはずです。
太忠岩
これは「ヤクスギランド」を登った上になります。
ドカーンと大きな岩がそびえたっています。岩の高さは40mあるそうです。
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七本杉。上の部分
折れてしまった幹の部分から7本の枝が出ています。
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七本杉。根の部分
このあたりから人が増えてきました。ガイド付きのツアーの方々が結構たくさんいました。
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シカの宿
穴の中で鹿が雨宿りする姿をイメージして命名したそうです。地元の小学5年生の方が付けた名前だそうです。
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くぐり杉
どうしてこのような穴ができたのでしょうか。
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さつき吊橋
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飛竜おとしの滝
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バスで宮之浦港へ向かいます。
白谷雲水峡〜宮之浦港 560円
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時間があったので、ひとつ手前のバス停で下りて、食事をして、歩いてここまで来ました。
宮之浦港
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