雲取山日帰り(奥多摩駅からピストン)
2025_04_12 42.4km
今回は雲取山登山です。奥多摩駅からピストン、日帰り巻道ルート登山です。
雲取山の標高は2017.13m。東京都でいちばん高い山。埼玉県・山梨県との境にあり、見晴らしがよく、天気次第では富士山、南アルプスなども見える。
奥多摩湖畔から石尾根へ向けて登る登山道がいくつかありますが、主な登山道は3か所。
@鴨沢登山口の標高が540m、距離は片道10km。
A三峰登山口駐車場の標高は約1000m、距離は片道10km。
B奥多摩駅からの登山では奥多摩駅の標高が343m、距離は巻道ルートで片道21km。3つの中では距離、標高差ともに段違いに大きいルートです。その中で、尾根ピークルートは眺望の良いルート、巻道ルートはなだらかなルートです。
今回は奥多摩駅からピストン、日帰り巻道ルート登山です。時間を気にしながら、足が壊れないか心配しながら、とくに下りは慎重に歩き、暗くなる前ぎりぎりに下山できました。
荷物をできるだけ軽くするために食料はカロリーの高いもの、歩きながら食べられるものにした。
問題の水は七ツ石山の水場で汲むことにして、駅で、たらふく飲んで登山開始。持つ水は680mlひとつ(これで七ツ石の水場まで余裕で足りた、そこで汲んで頂上まで行って帰って、帰りに再び補給した)。七ツ石水場から駅まで1本飲んだので。結局680mlを3本のんだことになるが、常に持ち歩いた量は最高で680gです。
0648
奥多摩駅スタート
いちばん早い電車でこの時刻でした。
0740
林道から登山道にはいります。
水を腰に下げるためにポシェットを買った。
荷物は徹底的に減らしてきたので、リュックの中身は2キロ半くらいしかない。防寒具もカッパで対処することにした。
0747
絹笠山
0842
六ツ石山のあたりまでが第1の急こう配が終わり、ここから比較的なだらかな坂道に変わる。
0904
六ツ石山の右側巻道
ここは若干の下り勾配。この先、鷹ノ巣山の下の巻道にも下りがあります。この下りが帰り道に、上りとなって、疲れた足を苦しめる。
0916
いつもは杖を現地調達していたが、なかなか適当な枯れ枝があるものではない。前回、北アルプスの南岳あたりで杖がなくて、えらくつらかったので、今回はストックを買って持ってきた。
0929
将門馬場と城山の下の巻道
日当たりの良い風の少ない場所は落ち葉が積もっていて歩きにくい。
0958
鷹ノ巣山手前下の巻道
帰りにここで道を間違う
1020
鷹ノ巣山下の巻道から日蔭名栗山をみて溜息をつくが、あそこも下り気味の巻道があるので、まあまあ楽です。しかしこの下り勾配が帰りに、上りとなって疲れた足を苦しめるのです。
1023
鷹ノ巣山過ぎて避難小屋。ちらほらと雪が姿を現しはじめた。
高丸山下の巻道
鹿がいる。
1057
ここの鹿は人慣れしていて逃げない。
1112
標高1704山の巻道が終わったあたり。
1131
七ツ石山下の水場。
ここまでの距離を逆算しながらガブガブ飲みながら来たが、まだ余っている。一応満タンにして進む。ボトルの大きさは680ml
1153
七ツ石山すぎたところあたりからの展望。このあたりから、北へ曲が
って登っていきます。
これは奥多摩湖 小川内ダム対岸、月夜見駐車場から見た写真です。高丸山、七ツ石山、雲取山の見える順番が違います。
地図を見ると、こうなっています。
七ツ石山を過ぎると、右にグーンと曲がるので、この順番に見えます。
1157
なだらかになってきた。スピードを距離を稼ぎ、次の急こう配に備えようと思うが、七ツ石山を過ぎたあたりから急に人が増えて来ました。
1241
雪も積もっているのでスピードは出ない。1時までに頂上に着きたい。
1250
あと10分。1時までにあそこまで行けるか。人は増えて来たし、雪解けで道がぬかるんでいてスピードは出ない。
1258
ギリギリ2分前に頂上に着いた。
これで、もしかしたら奥多摩駅までのピストンができるかもしれない。
1259
山々は霞んでいて別に期待はしていなかったけど、当然、富士山などは見えない。帰ります。
1328
はるかに、これから歩く道が見える。くれぐれも足を痛めないよう慎重に歩く。
1349
天気は1日もつという予報だったが、雲が下りて来た。
1412
七ツ石山下の巻道の水場で水を補給。
1513
鷹ノ巣下の巻道。
ひたすら歩く。雨の心配と日の入りの心配と足の心配をしながらひたすら歩く。
食べ
ながら歩く
。空腹でなくても食べる。特に、下山のときは無理してでも食べるようにします。
いつも黒糖の塊を持ち歩いているので、それを食べながらひたすら下ります。
時々、木の根に爪がはげそうなほど
左足
親指
をぶつけながら下る。
1815
ということで、ギリギリ暗くなる前に駅に到着。
もっと早くスタートできれば、こんな苦労はなく、明るいうちに下山できるのでしょうが、なにしろ公共交通機関だけを使おうとしているのでこういう結果になりました。時間に迫られる歩き方、じつは、これは危険な歩き方かもしれない。
荷物を減らすために、雨具は上着だけ、ズボンの部分はビニールでスカートを作って対処することにした。
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