善通寺市内の寺々をめぐる


今日は16_04_05です。お遍路 20日目です。
今日はたくさんの寺をまわります。
71番 弥谷寺⇒72番 曼茶羅寺⇒73番 出釈迦寺⇒74番 甲山寺⇒75番 善通寺⇒76番 金倉寺⇒77番 道隆寺⇒78番 郷照寺

場所 自転車で四国八十八か所お遍路 20日目
日時  2016_04_05
コース 晩翠旅館⇒第71番札所 弥谷寺⇒第72番札所 曼茶羅寺⇒第73番札所 出釈迦寺⇒第74番札所 甲山寺⇒第75番札所 善通寺⇒第76番札所 金倉寺⇒第77番札所 道隆寺⇒第78番札所 郷照寺⇒坂出、ホテルニューセンチュリー
天気 曇り
距離 51km


今日は善通寺市内にはいります。たくさんの寺を回れます。9寺です。天気はばっちり晴れです。


0604

晩翠旅館から出発です。

すきやで朝飯、
観音寺植田店
納豆定食大盛り
納経代と同じ300円

0704

弥谷寺へ向かいます。

71番へ向かう歩き遍路の人。

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桜が満開です。

第71番札所
弥谷寺を打つ
0820

弥谷寺に着きました。車も自転車も、ここまで。
階段を上り、第71番札所 、弥谷寺を打ちます。

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ここで水を確保していたようです。
弥谷寺を後にして次へいきます。

第72番札所
曼茶羅寺 を打つ
0935

第72番札所 、曼茶羅寺 を打つ

第73番札所
出釈迦寺を打つ
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第73番札所 、出釈迦寺を打つ

1000

出釈迦寺には奥の院があります。
奥の院へ向かいます。

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今回の遍路の中で、ここの坂が最も急だった。

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納経所の係の方に奥の院までの道のことを聞いたら、「全部舗装してありますよ、行けますよ、上れますよ。荷物を預かりますよ」。と、言ってくれました。
「ただし、急坂ですよ、大変ですよ」とも言ってくれました。

では、上ってみます。

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乗りはじめは平な場所でないと、はじめのひと漕ぎができません。
漕ぎだしてみます。

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平な場所を捜して、ぐいっと、漕ぐが、少し行っただけで、もうだめ。

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歩いて、さらに押して歩いて。

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第73番札所
出釈迦寺奥の院を打つ
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だいたい押してきて、押して歩いて、到着。
第73番札所 、出釈迦寺奥の院を打つ

ここに詳しく書いてありました。

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振り返ってみた。

1100

少し上ってみましたが、だめ、
靴がコリコリして危ない。SPDでは無理です。

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幼き空海が身を投げたといわれる「捨身ヶ嶽のお行場」
ちょうど地元の方がおられたので、
「どこから飛び降りたのですか」と聞いたら
「あそこに見えるお地蔵さんの横の枯れ木のあたりからです、
行けますよ」と言われたが、
SPDシューズで、一番力のかかるところにクリートという鉄がくついているので、この靴では・・・無理・・・やめました。

空海が7歳のとき(真魚=まおという名前のとき)飛び降りたという断崖です。釈迦如来が現れ、天女が受け止めたといいます。

1114

急な大理石張りの道です。濡れていたら、つるつるです。
マンガでよくあるバナナの皮で滑って転んだ、というやつ。
ここに、バナナの皮が一枚あったら、下まで滑っていけるでしょう。

1200

自転車を押してのぼって、押して下りた出釈迦寺奥の院。
「押してのぼって、押しておりてきました、ははは」と言って、預けておいた荷物を受け取る。
と、
ここにも、かんさんの写真が飾ってあった。
どこへ行ってもかんさん、かんさんです。

そして、次は甲山寺。
どうしても、こちら側から見てみたかった甲山寺74番までやってきました。

第74番札所
甲山寺を打つ
1203

第74番札所 、甲山寺を打つ

83番からまわりはじめたので、73+6=79、
お経は本堂と太子堂の2つとプラスαの数だけ、
あげてきましたので、
79×2プラスαの回数だけ、経を唱えたことになります。
ど丸暗記で覚えた般若心経も、
だいたい、板についてきた、という感じです。

で、ボソボソと唱えはじめた。
すると、男性の方がひとり、私の横にきて、
本を広げて、「カンジーザイボーサツ・・・」と大声で読みはじめるではありませんか。負けそう、つりこまれそう、
負けてはいけないので、心を無にして続けていきます。
すると、もうひとり、本を広げて読み始め、読経に加わってきました。
やばい、ほんとうにやばい、心をもっと無にして続けていきます。
が、他のふたりが大声の出し合い競争をはじめたものだから、
ボソボソの私は、どこまで行ったか、何を言っているのかわからなくなり。
ついには、最初からやりなおし。
そして、途中でまた巻き込まれてしまい。再度脱落。
結局、ふたりが終わるのを待って、それから唱えなおして、帰ってきたのでした。

110円自販機。1000円入れて、890円のお釣りをもらい、100円玉稼ぎをするか。いや、そんなことはしない。1010円入れるのです。そうしたら900円のお釣りが出るはず。そうしたら500円玉一枚、100円玉が4枚も手にはいります。
さあ、やってみよう。

第75番札所
善通寺大師堂を打つ
1240

さあ、100円玉はザクザク持っています。もう、寺がいくつあっても大丈夫。

善通寺です。
第75番札所 、先に善通寺大師堂を打つ


ここか、?、と思って、おまいりしていたら、こちらは大師堂でした。
どっちが先でもいいですけど、本堂も捜します。

広いこと、広いこと。
寺の中を移動するのに、自転車に乗るほどです。
私は、もともと自転車に乗っていますから、
いくら寺を広くしても、いっこうにかまいません。

実際のはなし、近所の人は自転車で移動していました。
寺の真ん中が日常の通り道になっているようです。

空海は、この善通寺で生まれたと言われています。がしかし、
多度津の仏母院で生まれた、ともいわれています。
仏母院にも行ってみたい。と、強く思うわけでもなく、
「遍路も、もう、そろそろ、おしまいにしてもいいかな」
などと、ささやく、もう一人の自分がいます。

第75番札所
善通寺本堂を打つ
1246

一度、外へ出てみて、それで本堂の門からはいってみます。

第75番札所 、善通寺本堂を打つ

1333

さあ、セルフうどん店です。
食べよう、食べよう。
まず、店にはいってうどんの種類を注文します。
そこから流れ作業で、好きなトッピングを取っていきます。
最後に、それを見た店の奥さんが、見ただけで、はい450円です。
とか、値段をはじいて、金を受け取るシステムです。

かけうどん中を頼んでみました。中でも2玉はいっています。
1玉の大きいこと。
「たべれるかしら」というくらいあります。
席は空いていたので、テーブル席にしました。
すると後からきた若い職人さんたち4〜5人が、ぐるりと回りに座りました。
みーんな大盛り、3玉分のうどんの丼を抱えてきます。
まるで洗面器みたいな器の中のうどんをずるずると食べています。
さーすが香川県だ、と、感心。さーすが、うどん県です。
どうも話の内容からすると、毎日、これくらい食べているようです。
うーん、今日の噛み具合はブリジストンだな、とか言っていました。
タイヤに例えて、コシ、を表現しています。
さすが、うどん県。

第76番札所
金倉寺を打つ
1530

ずいぶん食べたので、善通寺駅の外のベンチで休憩していたら、
寝込んでしまった。
目を覚まして、次の寺。
金倉寺です。

第76番札所 、金倉寺を打つ

第77番札所
道隆寺を打つ
1606

金倉寺の次は道隆寺
第77番札所 、道隆寺を打つ

第78番札所
郷照寺を打つ
1654

今までまいった寺の中で5時ぎりぎりに飛び込んだのはここだけです。
時間ぎりぎりです。先に納経ですか。

どうしますか。
第78番札所 、郷照寺を打つ

本来の作法はこうです。

もう、ここまでくれば、どっちでもよい。
そもそも団体さんなどは、納経帳を添乗員に頼んでいるのだから。
しきたりもなにもあったものではない。
どっちが先でもいい。要は心だ。
甘いも酸っぱいも、全部飲み込んで、お遍路です。

1704

大師堂横には観音像があり
その台座の地下は「万体観音洞」で
奉納された小さな観音像がたくさん祀られています。

1738

坂出駅

駅前のスーパーで食糧を買い込んで、ホテルへ向かいます。
ジョイフルにこだわってみようかと思いましたが、線路より向こうだったのでやめました。
ホテルはニューセンチュリーです。



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