ヤマレコリンク
河口湖西岸、長浜から毛無山へ登って、
十二ケ岳、金山、破風山、黒岳、御坂山、旧御坂トンネル、広瀬へと
下りてきました。前日に旧御坂トンネル先に自転車を置いてきます。
トンネルを越えた場所。
この場所に自転車を置きます。
一応、念のために書いておきます。
ゲートに自転車をロックしてありますが、万が一、明日、私の山歩き中に林道関係者がゲートを開けて中に入るとき、自転車ごとゲートが開くようにしてあります。
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さくらの里公園駐車場に車を置いて、登山開始です。
真っ暗で何も写せません。
ので、
トンネルの明かりだけ写します。
長浜トンネルです。
もっと早く出発したかったのですが、この時刻が限界でした。
なにしろ暗いので、ライトをつけてもだめ。
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暗い中を歩くのは危険です。
それに獣が、うじゃうじゃいて、
キャイーンとかいう鳴き声、ガサゴソと逃げていく音・・・
にぎやかすぎます。
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出発から1時間ほど
ゆっくり、ゆっくり時間をかけて上ってきました。
陽が出てきました。
出発から1時間半
林を抜けて、毛無山です
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河口湖と西湖
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毛無山頂上↓
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河口湖は、まだ霧
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ここから十二ケ岳までカウントアップの始まりです。
一ケ岳
二ケ岳
三ケ岳
四ケ岳
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四ケ岳からの眺めは、よろしい。
河口湖は、まだまだ霧の中。
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西湖は、このとおり
富士山には雲なし。
ただ、逆光が続きます。
五ケ岳
六ケ岳
七ケ岳
八ケ岳
九ケ岳
十一ケ岳
さて、十ケ岳がない。
しっかり見てきたつもりですが、ありません。
どうも、どこかで、少し迂回させられて、
そこで、見落としたようです。
大きな迂回ではありません。
九ケ岳から十一ケ岳まで、10分ですから、
わずかに横道に逸れ、そこに隠れていたのか・・・・
引き返すのも、なんだかなぁー、
ということで、あいまいにして、歩き続けます。
先に十二ケ岳という名前があって。
「あとで1から11までを、名づけていった」と思わせる、
1ケ岳から11ケ岳でした。
1と6と9と10の4つはコブほどもない山です。
12から4引いた、8つでよいのではないかと思います。
そして、今度は崖です。
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すごい崖を下って。
崖下りは
杖の置きどころに困ります。
一度、杖は捨てて、
崖の上り下りが終わったら、再び
枯れ木を杖として調達しますが、
なかなか、適当な枯れ木はないものです。
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吊橋を渡って。
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すごい崖を登って、進んで行きます。
めいっぱい鎖に力をかけて上ります。
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と、
鎖は枯れ木に巻いてあります。
だいじょうぶかしら。
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大丈夫です。
鎖は、さらに鎖でつないであります。
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「これから歩く、遠くの山を、見ると悲しい」、と
山頭火は言わないでしょうが、
あの尾根を、ずーっと歩くことになります。
0849 |
矢印が黒岳。
なので、
さらに先の山を越えていきます。
「とおいなー」と
心が折れそうです。
でも、あの山の先に自転車があるのですから、
行くしかありません。
トホホです。
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一方、河口湖は霧が晴れてきましたよ。
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そして、西湖は波ひとつない、鏡のような湖面
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十二ケ岳です。
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西湖と大室山
矢印が三湖台、紅葉台
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鬼が岳と青木が原樹海と精進湖パノラマ台です。
精進湖パノラマ台と書きましたが、
山中湖にもパノラマ台があるからです。
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西湖と青木が原樹海
樹海の面積は山手線の内側と同じ、と書いている人もいます、
どこまでが樹海かという線引きが必要ですが、ここで
3000haと、そこまで書いてしまったら、
それはうそ。
山手線の半分です。
樹海にはいると、迷って出られない。
というのが、次のうそ。
樹海の中は、あちこちに道があります。
うろうろしていると、どこかの道に出てしまいます。
磁石がきかないというのも、なんとかの霊が、どうのこうの、
ぜーんぶ、うそ。
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金山までは
一度下って、再び登ります。
途中、見晴らしの良い場所があります。
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たぶん温暖化の影響でしょう。
どういう風のふきまわしか、妻がおにぎりを作ってくれた。
ただ、このおにぎりは、おとといの晩に作ったものだから食べるとボロボロ・・・
シャツの前ボタンをはずして、懐に入れて、ずーっと暖めながら歩いて、じっくりかみしめて、少しずつ食べます。餌ですね。
で、良いことに気づきました。
シャツの第2ボタンをはずして歩くと、ここは、ものすごく使いやすいポケットになるということです。
腰のポケットに入りにくい物でも、ここには、はいります。
何でも一時的に入れておくのにもよい。
忘れ物防止にもよいのです。
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金山
鬼が岳の方から来ると、なぜかしら、この看板の後ろを通り過ぎてしまい。
節刀ケ岳の方へ行ってしまいます。
鬼が岳から歩いてきた人のGPSログに、そんなのが多いです。
節刀ケ岳に来ました。何も考えずに歩いていたら寄り道である節刀ケ岳に着いていました。引き返さなければなりません。
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中央が鬼が岳
右へ下って鍵掛峠
その先が鍵掛山と王岳
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右側にポコンと出ているのが十二ケ岳です。
そして四ケ岳の先のあたりの街を見てみます。
ここです。↓
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少し拡大します。
丸印のあたりにまっすぐな道が見えます。
この直線道路です。138号線です。
富士吉田インターのあたりです。
で、向こうから、こちらを見ると・・・
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このような感じで、ポコンと出ている山が十二ケ岳です。
ポコンの右側の、わずかに盛り上がっているところから撮っています。
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一方、河口湖は、こんなかんじです。
クリックすると、逆に、大橋のあたりから見た写真にリンクします。
1019 |
これから歩く破風山、黒岳です。
いちばん奥に見えているのが黒岳で、御坂山は、その先に隠れていて見えません。
あそこまで、緩らかな道を、駆け足でいけそうですが、行ってみると、違います。
けっこう、上り下りを繰り返していくことになります。山は、いつも、そうです。
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大石峠に、この時刻
うしろに富士山↓
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この辺は
カラマツ林を強度に間伐してありますので
透けて河口湖が見えます。
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中藤山
うしろに富士山
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新道峠
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赤矢印が道の駅「かつやま」
道の駅の方から見ると、こんなかんじ
今いるところが、新道峠と破風山の間
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破風山です。
昼までに、ここに着きたいと思っていましたので、
ギリギリセーフでした。
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すずらん峠
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まる印のところに、138号線がまっすぐに、こちらに向かっています。
向こうから、こちらを見ると
このようになります。
真ん中の高い山が、今いるところの黒岳です。
クリックすると現在地の地図です。
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黒岳頂上です。
あと、ひと山、御坂山を残すのみです。
下って登って下れば旧御坂トンネル、天下茶屋です。
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目で見ると、木立の間から、良く見えるのですが、
写真になると木々が邪魔して、何が写っているのか
わからなくなりますが、
御坂山です。
ここから、ガツーンと下って、御坂峠
そして、その先が緩やかな上りで、御坂山。
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とりあえず下ったところの御坂峠
左手、笛吹市側に空堀あり
木馬道あとなのか、と思いましたが、
それにしては規模が大きすぎる。
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昔の話でしょうが、かなり掘り繰り返したようです。
城跡だということでした。かなり深い堀です。
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茶屋跡です。
家を見ると、「水」の心配をしたくなります。
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御坂峠と書いてあります。
今まで、いくつか峠を通ってきました。
峠というのは、山を越えて、どこからどこまで行くということですが、甲府から鎌倉まで行く、鎌倉街道を念頭に考えてみます。
その中で、御坂山塊を乗り越える場合を考えます。
笛吹市あたりの人々は、昔々、どこを通っていたのでしょうか。
当然、歩きの場合の話です。
自然発生的にどこのルートが一番歩かれていたか、というのに興味がわきます。
精進湖トンネルの上、女坂峠を越えたら、もうひとつ右左口峠を越えなければなりません。
次に西湖、若彦トンネルの上、大石峠を越えると、これももうひとつ鳥坂峠を越えなければなりません。
ただひとつの峠越えで済むのは、御坂峠越えです。
が、こちらの御坂峠を越えるか、あるいは天下茶屋のある旧三坂トンネルの上を越えるか
悩むところです。
天下茶屋の方は標高は低いものの、距離が長いし、沢沿いがじめじめしていて、峠付近が急こう配なのです。
私なら、こちらの御坂峠を歩きます。
こちらが、鎌倉街道として使われていたことからしても、ここ、御坂峠がメインだったようです。
詳しくは時空散歩へ
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1412 |
河口湖は、この位置に見えます。
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旧御坂トンネルの上
天下茶屋の方へ降りる道はありますが、反対側、御坂へ下りる道はありません。
自転車はトンネルの反対側、御坂の方へ置いてあります。
ので、希望としては、左側、御坂の方へ下りて行きたい。
が、道のない山の中を下りていくには急すぎます。
もう少し先まで行ってみますが、やはり下りれる勾配ではありません。
ずーっと引き返して、尾根沿いを下りれば可能ですが、そんなら、天下茶屋へ下りてトンネルを歩いて自転車のところまで行った方がよい。
ということで、右へ下りていきます。
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昨日置いた自転車で元の場所まで戻ります。
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トンネルを抜けて。
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富士山には雲がかかっています。
雲がなければ、このように見えます。
が、今は見えていません。
太宰には、興味なし、
さっさと下ります。
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新御坂トンネル出口のところで新道と合流します。
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富士山が見えているような、見えていないような・・・
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さくらの里公園駐車場に着きました。
寒かった、寒かった。
これから、山中湖を通って、道志みちを下って、
橋本を通って、尾根幹線道路を通って帰ります。
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