甲武信小屋から瑞牆自然公園まで歩きます。

4日目


場所 甲武信小屋から瑞牆自然公園まで
日時  2018_5_31
天気 曇りのち雨
距離 25km

甲武信小屋から瑞牆自然公園まで


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今朝5時の天気予報を見ないまま出発しました。
携帯の電波は届いているようですので途中で見てみます。
昨日夕方の予報はあまり芳しくない天気予報でした。

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富士山は見えている。

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これから歩く山々です。
いちばん向こうの左端の山が国師ケ岳です。

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甲武信岳に到着です。
荷物整理の最後に寝袋を片付けたので、寝袋がリュックの外になりました。雨が降ってきて、ポンチョをかぶったときに寝袋が結露で濡れないようにレジャーシートで巻いてあります。

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昨夜のうちにお湯を入れて作っておいたアルファ米の「五目ごはん」です。歩きながら食べます。3口(くち)ほど口に入れて、もぐもぐやりながら進めば時間の節約になります。なんと効率的な歩行でしよう。
我ながらよく考えたものです。

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そんなことしながら、せっせ、せっせと歩いていましたら、どうも様子がおかしい。三宝山と書いてある。私の予定に三宝山はない。
GPSの地図を見て見ましたら、予定のコースから大きく外れています。全然違う方向へ進んでいます。
引き返します。

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「食べながら歩けば効率的だ」と、よっぽど賢そうに歩いていましたが、結局30分歩いて30分引き返してきたので、1時間のロスでした。
三宝山にも行きたかったし、よかったのではないですか。

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落ち込む気を取り直して再出発です。ずーっと尾根筋を歩いて、いちばん向こうの山が国師ケ岳のはずです。
そして、それを下って、さらに7時間ほど歩くのです。しびれますね。

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この場所にこの時刻です。

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再び国師ケ岳の方を見て、ため息。
遠いなあ。

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皆知っている、このコブの木で、この時刻。

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峠とタルはどう違うか。峠の場合交差する道があるがタルはただ低くなっているだけ。では「ここから国師ケ岳に向かって登るだけか」と喜ばせておいて、そうは問屋が卸さない。再び小さな山があって、登って下るのです。

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木々がびっしり生えていますので、向こうの景色が見えないほどです。

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苔むした森の中です。
スターウォーズでこのような光景を見ました。

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大きな木が倒れて腐って、次の新しい木々が伸びてきています。

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雪が残っていました。冬の雪か最近降ったものかわかりません。

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国師ケ岳からは富士山がよく見えます。

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夜のうちに仕込んでおいたアルファ米を食べながら進みます。
結構おいしく食べれます。「五目」とか「おこわ」とか「牛めし」とかいろいろ種類がありまして、どれが自分の口に合うか試してありますので、持ってきたものの中でどれを食べてもおいしいです。

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こちらはスキムミルクとグラノーラを溶かしたもの。スキムミルク自体はあまり味がしませんが、グラノーラと混ぜるとおいしく食べれます。
木造の階段は規則正しく作ってありますので、食べながら下っても大丈夫です。

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大弛峠駐車場
乗り合いタクシーの停留所があります。
土日祝日の14:50 と16:00の2回 6/1〜11月の第三日曜日までの間
予約制
柳平まで 柳平とはどこかというと 牧丘町です。ここです。
ここからどうするかというと別料金で駅まで行ってくれるようでする。

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いよいよ雨が降ってきました。
しかし、国師ケ岳はすでに越えていますので、ポンチョを着たまま汗をかくことはないでしょう。問題は靴です。ゴアの登山靴とはいっても雨はしみてきます。いずれ靴下も濡れてくるでしょう。
あとは、おおむね下りです。

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もうすこしで金峰山頂上に着きます。
ずっと向こうに瑞牆山のヤスリ岩が見えています。

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金峰山頂上に到着です。

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誰かが下から石を持ち上げてきて積み上げたんだよ。と言われても、はいそうですか、と言っていまいそうな積みあがった岩々です。

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五丈岩は反対側から見るとこうなっています。

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芸術品発見。
いちばん上にものすごい小さな石、というよの砂粒みたいな石を乗せてありました。

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鎖場を下りて、では登るのはどうだ、と、もう一ぺん上りなおしてみました。もちろん登る方が楽です。

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ざあざあと雨が降っています。
その中をこのように皆さん登ってきます。

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次々にパーティが上ってきます。

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みなさん次々に登ってきます。
これを見ると。明日はかなり天気が良くなるだろうということがわかります。

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富士見平小屋に到着
時間も早いのでスルーして瑞牆自然公園まで歩きます。
雨の日は瑞牆自然公園の方がテントが張りやすいのです。

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雨の中テントを張っている人たちがいます。
明日はいい天気になることまちがいなしです。
私も今夜は瑞牆自然公園でテントを張って、もう一泊します。

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瑞牆自然公園に到着です。
雨は靴下までしみてきて気持ち悪いです。

水曜日定休と書いてありましたが、今日は木曜日です。誰もいない。
閉まっています。

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仕方がないので、炊事場の中にテントを張って寝ます。
本当はラッキーだったのでしょう。

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