20番、鶴林寺⇒21番、太龍寺⇒
22番、平等寺⇒23番、薬王寺



お遍路 5日目です。2016_03_21 63km 本日は自転車にとっての最難関、太龍寺があります。漕いで登れるか、あるいは登れなくて、押して歩くか、楽しみです。
前川キャンプ場⇒20番〜23番⇒恵比寿浜キャンプ場



本日は最難関の太龍寺あり。ロープウェイは使わず自力で登ります。


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寒かった。
このテントでは、やはり寒い。Aさんが毛布を貸してくれたのです。しかし、それでも寒かった。寒さに震え、6時半におきた。

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炊事場とかトイレは、このようになっている。
奥の建物がトイレとシャワー

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朝、なんとAさんがコーヒーを沸かしてくれました。
クロワッサンを持ってきていたようで、
それも分けてくれました。
ありがたいことです。

さて、焚火のあとかたずけですが、
灰も残さずきれいにかたずけてしまいました。
さすがに七輪の威力とAさんのかたずけ力です。

また会いましょう。
ということで、このURLを書いた納札をお渡しし、
別れ、鶴林寺へ向かいます。

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河原から道路へ上って、走りだします。

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一度、勝浦の町の方へ戻ります。コンビニで昼飯(カツ丼)を買います。
役場の先から山にのぼりはじめます。

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鶴林寺へ向けてのぼり始めます。

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左は那賀川から上ってくる道です。
ここが鶴峠というところです。
鶴林寺を打ちおわったら、太竜寺へむけて、
下っていく道です。
今は右へ行きます。

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急坂なので、ジグザグにのぼっていきます。

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歩き遍路の人たちが座って休憩しています。
遍路道は道路に直角に交わって
まっ縦に登っていきます。

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車や自転車はヘヤピンを描いて、S字に上っていきますが、
歩きの人たちは、直で登っていきます。
ので、速さは自転車と同じくらいです。
「おや、また会いましたね」
「あら、また会いましたね」
「まあまあ、おんなじ速さなんですね・・・」
「また会いましょう」
「やあやあ」
というかんじで、何度も、何度も会うことになります。
すっかり、仲良くなってしまうのです。

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20番 鶴林寺を打つ

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鶴林寺山門です。



20番、鶴林寺を打つ


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昨夜、キャンプしたので、充電できなかったため
充電しながら走っています。
が、このやり方がよくなかった。
コネクタの部分が壊れてしまいました。
そういえば、どこかに、書いてありました。
ユピテルのUSBコネクタの部分は弱い、と。

「だから紙の地図に勝るものはないと言っただろう」と言われそうですが。
そんなことはない、予備のタブレット端末に同じルートを入れてある。
それでも紙の地図を持つよりずっと軽量です。

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いちばん向こうの山のてっぺんが太竜寺のような気がするのですが。
どうでしょう。



21番太龍寺に向かう。ロープウェイは使わない。


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ロープウェイに乗るには右
歩き遍路の人は左へ行きます。
私も左へ行き、細い山道を登ります。

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怖いほど高い橋を渡って。
水井(suii basi)橋といいます。
時計の文字盤を想像してみてください。
太龍寺が針の中心にあるとして、今自分が6時のところにいる。
この水井橋を渡って一直線に山を登って針の中心に行く歩き方が一番はやい。
車は、9時のところまで行き、そこから上ります。自転車もそうです。
十八女橋(さかりばし)はもうひとつ下流の7時半のあたりにあります。
そこから歩いて登る方法もあるようです。
そして、ロープウェイは2時半の方角にありますので、ここから真反対というところです。

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細い道を通っていきます。
歩き遍路の道は、すでに山道へと分かれています。
車、自転車は、ぐるりと迂回して登っていきます。

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那賀川に沿ってくだります。

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このあたりが、字の読み方が有名な
十八女(さかり)町です。

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加茂町へはいりました。

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民宿坂口屋の前あたりです。
ここを右へ

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民宿、龍山荘の前を通って。

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さて、重い荷物をなんとか、どこかに置かなければなりません。

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少し横道にはいったところに、畑のフェンスがありました。

ここに縛りつけておきます。
これで自転車は、格段に軽くなりました。昼飯のカツ丼も残していきます。

今回の自転車遍路で
ここ、太龍寺上りでの荷物の置き場所が、一番の頭痛の種でした、
坂口屋、龍山荘に宿泊させてもらうか・・・、
ここの通過時間帯を考えれば、それも無理がある。
それに坂口屋は休業中だったような・・・。
行ってみて考える。
どこかに置くつもりで来ました。
来てみれば、なんとかなるものです。

先々の心配は、その時の自分がする・・・
よけいな心配はご無用ということでした。



いよいよ、太龍寺ヒルクライム開始です。

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デコボコの道を上っていきます。
このデコボコは、上りは、それほど問題ではないのですが、
下りは、たいへんそうです。

余談ですが、グーグルのストリートビューはここまでです。

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ここから先は行ってみないとわからない。未知の領域です。

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道路は狭くて、斜めでゴツゴツの路面で、急こう配で、ガードレールがない。

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坂というものは、写真に撮ると、こうも平らに見えるものなのですか。
見ると、なだらかな、まるで平地に見えまするが・・・・。
かなりの急坂なのですが、平らに見える。

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上りと下りの道が分かれるところまで来ました。
上り専用は右です。

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いよいよ急になってきました。
急坂に見せようと、傾けて撮ってみましたが、
それでも、そんなに急にはみえまっせーん。
勾配は御岳山参道とおなじくらいあるとみました。
奥多摩、御岳山の参道が上れるなら、ここも上れるでしょう。

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写真では、よくわかりませんが
絶壁みたいに急坂です。それも長い。

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ここから落ちても、誰も気づいてくれないでしょう。
なんとか、自分で、はいあがってきて、
道端に座っているしかありません。

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駐車場へ到着
ですが、まだまだ上りは続きます。

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本当は、車で来た人と同じように、ここから歩け、というのですが、
いけるところまで、行ってみます。
ほとんど押すことになるでしょうけれど・・・・。

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乗れたのは、最初だけ。

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ほとんど押します。

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たまに、乗ってみるが・・・
10mも持ちません。

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歩きに歩いて、押して、押して・・・。

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山門を通過・・・
まだ先があります。

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押して、押して。

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先に歩いて上った人、ロープウェイで登ってきた人。上に人がたくさんいるだろう。みんなを驚かせてみようと、乗ってみましたが、上には誰もいませんでした。

だいたいそうです。乗っているときには、誰も来ませんが、降りて、押し始めると、人が来る。
「今まで乗っていたのですけど・・・」と
言ったところで、誰も誉めてはくれませんけど。




21番 太龍寺を打つ

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着きました。誰もいない。

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自転車は、ここまでです。
ということは・・・、ですよ。
自転車で来る人も、そういう人も、ほかにもいる、ということです。

21番、太龍寺を打つ

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はるか下に、ロープウェイの駅らしきものが見えます。
「せっかくロープウェイで登ってきたのに、ここから歩いて登るのかよ」とボヤキながら登ってくる人がいるにちがいありません。
はやく、誰か登ってこないかな・・・。ボヤキながら登ってこないかな・・・・、と、少し待ってみましたが、誰も登ってくる気配はないので、先を急ぎます。

ロープウェイに自転車を載せて登って来て、自走で下る人がいるようですが、なぜですか、ロープウェイで登ってきたなら、ロープウェイで下ればいいような気がします。自走で登ってきた場合、路面の様子がわかっていますが、ロープウェイで登ってくると、初めての急坂の道になります。非常に危険なのです。

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サインももらったし、スタンプも押したし。
さて、下ります。が
下るときは、急坂、路面のデコボコが、非常にこたえます。
前輪に全荷重がかかってきます。前輪のタイヤがペシャンコ、そこへきて、路面のデコボコ、危ない、危ない。

もし、自走で登れないほどの大荷物を積んでロープウェイで登ってきた場合、その大荷物の全荷重が前のタイヤにかかってきます。・・・・そして、(下調べをしていれば別ですが)、初めての道、よほど気をつけないと、パンク、そして、スッテンコロリンです。

1204

さらに下って
上ってきただけ下って。
いつ、こんなに上ってきたのだ。というくらい下ります。
いつもの、下り坂の感想です。

「上って汗かいたご褒美だ」という人がいますが、
実際は、眠くて、危ないだけの下り坂です。
荷物の場所まで下りてきて、小さな橋の上でカツ丼を食べ、次に進みます。

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やっと、まともな道に出て。



22番 平等寺を打つ


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22番、平等寺を打って、 海へ向かって走ります。

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いくつかのトンネルをくぐって、・・・・そのままキャンプ場へ行けばよいのですが、明日の朝早く出発したいので、今日のうちに23番、薬王寺を打ってしまい、そのあと食事の心配をして、方角的には引き返して、キャンプ場に向かいます。

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まっすぐな道を走って

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坂を登ったりして。



23番
薬王寺を打つ


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寺の隣に温泉があります。
500円だったような気がします。
薬王寺温泉です。
温泉にはいり、
レストランで豚カツ定食を食べる。
これで今日は昼、夜とカツを食べたことになります。
別に何の意味もないですけど。
レストランで食べれるときは、なるべく食べるようにしています。
コンビニ弁当でごまかすと、あと疲れがたまってきます。

1730

室戸岬とは反対の方向、東へ向かって走る。
恵比寿洞
反対側の海の方から見ると、もっとすごいのでしょうが、
船でないと、見れません。
人はなぜ、穴を見るのがすきなのですか。
穴があったら、ぜひ、覗いてみたい。
みんなそうです。

1735

こんなかんじで、穴になっています。
覗いてよかったよーーー
というかんじになりましたかどうか。

恵比寿浜キャンプ場
1753

恵比寿洞から1つ湾隔てた恵比寿浜キャンプ場
誰もいませんでした。
風を避けて、隅っこのところに設営。

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