2日目
雁峠まで歩きます。
昨日、奥多摩駅から登ってきました。荷物が多すぎた。やはり経験不足です。この荷物で雁坂小屋まで行こうとしている。たぶん、挫折するでしょう。どこまで頑張れるか試してみます。
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汁物を作ると、食べやすいので、ラーメンか、スープか作ることにしている。
そして、蛋白質は欠かせない。ソーセージか竹輪か蒲鉾か、そんなものを用意しています。
やはり、キャンプ場はいい。水とトイレが使えて、熊の心配がなくて500円ですよ。
昨夜炊いた飯を、同じく昨夜食ったカップうどんの殻に移して、空いた飯合でラーメンを作って、我が家と同じ、ラーメンライス。どこへ行ってもラーメンライス。
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時間もありそうだったし、テントが結露でジュクジュクでしたので乾かしてから出かけます。
これがいけませんでした。出発が2時間ほど遅れたのと、まき道が使えなかったため、目標到達点まで行けませんでした。それでどうしたか・・・。
今回は、雁峠までで帰ってきたのです。
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平日ですが
たくさんの人たちが宿泊していました。
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笠取山方面に行くのですが、まき道が使えないので、雲取山を乗り越えていきます。
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富士山、
これからずーっと見え隠れする山です。
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昨日上ってきた防火帯の中の道です。
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急坂を下ります。どれだけ急こう配なのか、やはり、人が写っていないとわかりません。足をひねらないように気をつけながら下ります。
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雲取山から下りてきたところで、巻道の合流点を振り返って撮っています。
完全に通行禁止。柵がしてあります。
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脱いだシャツが、背中にいっぱい。山歩きに来たのではなくて、荷物運びにきたという姿です。
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このような、きれいに道を作ってあります。
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これから越える山々
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広葉樹林帯、天然林が多い。
⇒植林しにくいところ⇒地形が急峻、岩場が多い
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富士山が進行方向に見えたり、左横に見えたりしながら、進みます。
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これから超える山々。地図だと、まき道ありです。
今、この辺です。
三ツ山を越えたあたり。
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この時刻で、この場所です。半分も来ていない。
予定は雁坂小屋です。今日、雁坂小屋まで行けないときは、全体の計画が違ってきます。
つまり、途中とりやめ、ということです。さっさと帰ります。
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竜喰山のまき道。ここは斜面はなだらかです。
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将監峠
将監小屋のほうへ下っていく人です。
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振り返ると、歩いてきた道が見える。
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ものすごい上り坂を経て唐松尾山に到着。笠取小屋へ行く、まき道があったのですが、山のひだを、ぐりぐりと、遠回りしていくので乗り越え策をとりました。
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登ったぶんだけ下る。絶壁の下りです。写真ですと、どうしても平に見えます。絶対に足をひねったりしてはならないので慎重に、慎重に下ります。
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安直に飛び降りたくなりますが、我慢して、我慢して、一歩ずつ下ります。を故障したらアウトです。
足をひきづりながら歩くと、時速数メートルほどに、速度が落ちます。何泊もして、降りることになります。誰も通りません。
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太極拳の人たちみたいに、じわり、じわりと、急がず、よどまず、下っていきます。「いいか、絶対に、足をひねるなよ」。と、繰り返し、くりかえし、言い聞かせながら・・・
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再び上り。登りだと、ほっとする。足をひねる心配がない。ただ、汗かくだけだから。
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このように、ずっーと、山々が見えるのですが、木立の間から見えるので、写真には撮りにくい。あの山を上るのか、あるいは、まき道を使うのか、生えている木をみると、もし、まき道だったら、岩場になります。岩場だと、上ったり下ったりになります。
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時間は容赦なく過ぎていきます。陽は、みるみる落ちていく。このままだと、今日の予定地まで
たどりつけない。そんな時刻になっています。
といって、ビバーグするにも水が必要・・・幸い、このような地形のところには、下れば水の出るところがある。そんな景色の場所です。だが、道のないところを、枯沢沿いに下っていくのも危険だし・・・と、うじうじ歩いていると。
と、なにやら看板がある。やっと着きました。水という字が見える。
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なんとまあ、
多摩川の最初の一滴だそうで・・・多少下っていくとしても、確実に水が手に入るならば、労力は惜しまない。
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道さえあれば、あとは歩けばよい。
今、ここにいます。
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そうして、1.5L+650ml+900mlの水を確保して、もう、大丈夫。ビバーグできる平地を探すだけです。
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雁峠という広いところにきてしまいました。平地というには、広すぎる。
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写っている鹿は4頭ですが、もっと、たくさん、ぞろぞろと山の上の方へ移動していきました。
一度走って、止まって、じーっとしていて、それから、ゆっくり移動していきます。みんなそうです。まるでシカ牧場です。
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見ているヤカンはなかなか煮え立たないといいますが、
夕日は見ている間に、みるみる沈んでいく、その動きがわかります。
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峠なので風の通りがよい
だからといって山頂だと、もっと風が吹く
少しでも風を避けるために、ベンチとベンチの間にビバーグ
小さな脳みそで考えた。
昨日の飯が余っているので、飯を炊くことはない。
昨夜と違い、今夜は飯合を湯たんぽ代わりに、
する必要はなさそうです。
湯たんぽは、湯たんぽとして沸かそう、と。
「直接沸かすな」と書いてある。
しかし、湯たんぽを直接火にかけよう。
が、五徳の上に乗せても安定しない。
吊るすか・・・・
結局、挟むことにした。
なかなか安定がよいので、次回からも
この方法でいくことに決めた
湯たんぽは直に熱するな!
と書いてありますが、そうもいかない。
うまく吊るせないので、はさむことにした。
鹿牧場の中でビバーグというところです。鹿がのんびりできるということは、熊がいないと考えてよいのかどうか。そう考えた方が、心のやすらぎとしてはよい。夜中にテントのそばで「キャイーン」とか鳴き、何度もびっくりさせられました。
わざわざ、人のテントのそばまで来て鳴くことはなかろうに。
「モォーン」という鳴き声もしましたが、あれはなんでしょう。
牛です。仔牛みたいな鳴き声です。
そう、カモシカは牛なのです。
だからといって、それがカモシカだったかどうかはわからない。
そのつど目が覚め、タオルを出してテントの結露を拭き、また寝た。
タオルは、絞って水が出るくらいびしょびしょ。朝、それで顔をふいたら、結構、気持ちがよかった。
次の日、地図を見てみたら近くに避難小屋があった。今日は少し霧が出ていたので星は、そんなには、見えなかった。
また、ラーメンを作って、ラーメンライスにした。昨日の残り飯が堅かったので、こんどは、ラーメンに冷や飯を入れて煮込んでみた。これは、まずかった。全部は食えない。
結局、朝、再び温めて食った。猫飯みたいで、これもまた、まずかった。
朝のかたずけの作業をしながら口にいれて、噛みながら、作業をして、飲み込んで、再び、口に入れて、作業をしながら、噛んで、無理に飲み込んで、なんとか、全部食べてしまった。
蛋白源は、100円ショップで買ってきた竹輪を食った。それと、干物になった貝のひだひだ、縁側とか言うやつ。
結構塩辛いので、あとで、のどが渇くけど、これは、結構いけた。
山での洗髪の話です・・・・。
さて、山でのテント連泊で一週間くらい風呂にはいらなくても、なんということはありませんが、頭だけは洗いたい。数日、放っておくと気持ち悪いし、匂いもする。もしかしたら、ハゲるかもしれない。すでに、けっこういっているけど。
ということで、洗髪とハゲの関係について調べてみた。
まず、結論から、洗髪とハゲに直接的な関係はない。
---毎日洗って、頭皮をやわらかくしておかなければハゲると聞いていたので、これは新しい情報でした。
理由
@洗髪していない人でもフサフサの人はいる。
A習慣的な洗髪は昭和になって普及した。
他にハゲとの関連で気になるものを調べてみた。
頭皮が堅い人はハゲるか・・・
ハゲの原因のほとんどは頭皮が堅いからというものではない。
白髪の人はハゲにくいのか・・・・
白髪の人はハゲにくいというのは単なる噂でしかない。
硬い毛の人はハゲない傾向にあるか。
これはあたっているようです。
帽子をかぶってばかりいるとハゲるか。・・・・
帽子をかぶったくらいではハゲない。
男性ホルモンはハゲと関係あるか。
---去勢したら薄毛が止まったという実験結果がある。
欧米人には薄毛が多い。これは本当か・・・・
これは本当らしいです。
食生活に原因がありそうです。
筋トレをするとハゲるか・・・・。
極端な筋トレは男性ホルモンの分泌を促すので
関係ないとも言えないが、直接関係はない。
ワカメを食べるとハゲないか・・・・
ワカメを食べるのとハゲ防止は関係ない。
ハゲは遺伝するか・・・・。
ハゲは遺伝するかどうかではなく、ハゲは遺伝に大きく影響を受ける。
なので「ハゲは遺伝なので予防は無理」ということはない。
では、どうしたらハゲ防止できるか。
結論・・・よくわからん。
テントの外は暗いので寝ます。
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