北岳(北岳、間ノ岳)
2023_09_14 約12km
前日
0413
3日目の朝です。
食料に問題あり、足りないことはないがうまくない。そして、寒さ対策がいまいちなので出直し、帰ります。今回は撤退します。
もっと南まで行く予定だったのだけれど、これ以上進むと、全縦断してしまわなければならなくなるので、ここでやめて帰ります。
夜中に風が吹いたようで、寒かった。その分だけテントの結露が防げた。
0513
東の空が白みはじめた。
0537
南を向くと塩見岳などが見える。
0538
東は富士山。手前は農鳥岳
0540
北の方に仙丈ケ岳。
甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳は仙丈ケ岳の方が高い。
甲斐駒ヶ岳2967m
仙丈ケ岳3032.6m
0541
木曽山脈
0542
またまた富士山
この方角だと田貫湖の後ろから見ている角度だろう。
0545
三峰山を乗り越えていく
右上の方が間ノ岳。
昨日来た道を戻るのはなんともモチベーションがあがりません。
0546
私は「海底原人ラゴン」みたいな恰好をしている。
0552
すなおに登っていくわけではない。やはり、デコボコと上り下りしながら登っていく。
0608
後ろを見ると、はるか先に塩見岳
0612
仙丈ケ岳から尾根筋に進んでくると三峰山につながってくる。
0613
三峰山頂上
0614
富士山と手前右手に農鳥岳
仙丈ケ岳の方向
白く見えているのが甲斐駒ヶ岳
0615
こちらは反対方角の塩見岳方向
0702
間ノ岳頂上が見えてきた。
0703
仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳そして北岳
0705
富士山と間ノ岳頂上杭
0708
北岳と間ノ岳頂上標識
0709
さらに北岳、その後ろに甲斐駒ヶ岳
0719
北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳
手前左手が中白根岳
0724
0743
北岳と手前左が中白根山
この中白根山は単独の山ではなくて北岳の付属の山と見なされている。なので、標高は3055mあるが100高山からは除外されている。
0750
北岳
窪地のところに北岳山荘がある。山荘から少し北岳の方へ登ったところから八本歯のコルへの道が分岐している。
0759
まったく今日の富士山は美しい。松竹映画に出てきそうな山。
0817
北岳と手前に北岳山荘
0905
八本歯のコルへ向けて北岳斜面を横に歩く
0906
夜叉神峠の方を見ている。左手の雲のあたり。
0910
北岳を見上げる
0912
さらに横歩き
0914
0931
八本歯のコルへ向けて下る。
八本歯のコルというからには、この窪地に八つ小山があるのだろう。と、数え始めたが、わからない。
0939
前をだれか歩いています。
北岳の東斜面
0940
向こうに甲斐駒ヶ岳
0941
北岳は岩山
0941
コルへ向けて降りていく
0944
八本歯のコル分岐点から北岳を振り返って見ている。
本当はここで分岐して左へ下りていくのが正解だったが。
ここからスタートしてテント場までの垂直移動速度を測ってみる。
現在時刻は9:44。
0949
そのまま直進して、怖い崖を登って行ってしまった。
0950
振り返って、今まで下りてきた北岳の崖路を見ているところ。
0950
今登ってきた崖を見下ろす。
「登りでよかった。こんな崖を下るのはごめんだ」と、つくづく思っているところ。
0954
さらに上って「登りの崖だったからよかったものの、これを下るのはいやだ」とさらに思っているところ。
0955
あの崖をずっと下ってきたわい。と思っているところ。
0956
緑色岩・チャート・泥岩で成り立っている。と、書いてあった。
0957
そして、上まで登り切って地図を見て驚いた。
行き過ぎているではないか。
ここで、さらに進んで、「道なき道を斜めに下りて元に戻ろう」と考えるのは遭難の元。元来た道を戻るのが鉄則。
すぐ引き返すことにした。
そして、あれほど「いやだ」と思っていた崖を下り始めることになった。
0958
あんなに怖がっていた怖い怖い崖を、今度は下ることになったわれだけれど、その状況に置かれたら、四の五の言うているわけにはいかない。しくしくと下り始める。
1009
八本歯のコル分岐点へ戻る。25分ほどのロスタイム。
分岐を下り始める。
1010
振り返って、行き過ぎて、しぶしぶと下りてきた崖をうらめしく見ている。
あのてっぺんまで行って、また下りてきた。
こまめに地図を確認しなければいけない。
1011
ま、そんなことは忘れて正しい道を下ろう。
ここをずーーっと下っていく。
2時の最終バスに間に合ってみようか、という欲が出てきた。
ここまでくれば楽勝のはず。
1105
下ってきた道を見上げている。
本当はもっと絶壁なのだけれど、写真に撮ってみると平にみえる。
1135
白根御池。
この池には魚がいるらしくて、熱心に見ている人がいた。
1308
白根御池からさらに1時間半ばかり下って、
広河原山荘テント場まで下りてきた。
標高差1500mくらいをいっきに下りてきたわけだから、どんどん気圧が上がって、空に近いペットボトルがぺしゃんこになっていた。
1311
広河原山荘新館
バスまでにはまだ間がある。
バス乗車券と自然保護協力金と別々に払わなければならない。
バスはスイカがきく、しかし、協力金は現金のみ。で、問題はここから。
バスの前にガイドさんが立ちはだかっていた。バスの乗車券を案内所で買ってこい。という。スイカがきくだろう。と言っても、買ってこい。という。協力金とバス賃を混同して案内しているものだから。えらく、めんどうなことになった。
バスはパンパンの満員だった。芦安駐車場でたくさん下りてくれたので、そこから座っていった。
トップページへ