お遍路 19 日目
66.雲辺寺⇒67.大興寺⇒68.神恵院⇒69.観音寺⇒70.本山寺
今日は16_04_04です。いよいよ66番雲辺寺に行く日です。
しかし天気は雨。雨の日の坂登りになります。
場所 |
自転車で四国八十八か所お遍路 19 日目 |
日時 |
2016_04_04 |
コース |
ホテルリブマックス⇒66.雲辺寺⇒67.大興寺⇒
68.神恵院⇒69.観音寺⇒70.本山寺⇒晩翠旅館
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天気 |
雨のち晴れ |
距離 |
73km |
朝から大雨、とうとう雨の中の坂登り、雨と霧の雲辺寺参拝になりました。しかし、ロープウェイは使わず、佐野の方から自転車で登ります。 |
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ホテルリブマックスから7時半の出発です。
昨日の夜、近くのマーケットで買い込んでおいたパンとか寿司とか果物とか食べて出発です。
昼飯分の食料も買ってあります。
しかし、荷物になる、が、テント類を送り返したので、バッグには幾分余裕があります。
外は大雨ですが、予報どおりなので、驚きはしません。
カッパ着るだけのことです。
汗かいたら、ふけばよい。
ホテルは2階がロビーになっていて、
1階は広い駐車場だったので
駐車場の隅で、ゆっくりと、雨対策をして出かけることがてきました。
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0730 |
それにしても、すごい雨
それに、通勤時間帯で、車も多い。
幹線道路のひとつ横の道路を選んだのが裏目に出た、ここが抜け道道路になっていたみたいで細い道なのに、とにかく、車が多い。
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0815 |
なんとか市街地を抜け出して、ここまで来た。
もう大丈夫か、というと、そうではない。
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0849 |
静かになった、と思ったら
ざくざくと車が来る
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0855 |
水しぶきをたてて、どんどん追い越していく
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0900 |
やってまいりました、境目トンネル。
交通量は多いです。長さ855m
自転車を押して、歩いていきます。
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0902 |
歩道は狭い
とても、乗っていけるものではない。
車道を、びんびんとばす元気はない。
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0906 |
壁にぎりぎり触らないように、歩きます。
壁に触ったら最後、真っ黒いススが、カッパに付きます。
カッパに付いたススは、脱いだ時に、ジャンパーに付き、そして、次々に、色んなものへ、伝染していき、持ち物全てが、真っ黒になります。
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0941 |
ダンプカーが下りてきたり、なにしろ、にぎやかです。
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0951 |
国道192号線から、県道8号線に移り
曼陀トンネル
これは短いし、車もいない。
長さ414m
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0952 |
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1001 |
香川県です。
妙な建物
お遍路用の雨宿り小屋にしても、おかしい
真ん中に人がいて料金所、というかんじです。
ここで簡単に昼飯です。
今朝からずーっと持ってきた、おにぎりなど。
座るところはないので、立ってたべる。
ここでカッパを脱いでしまいます。
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1001 |
反対側のこちらは、お店の跡でしょう。
荷物を持っていたら、ここに荷物をくくりつけて、雲辺寺へ行ってくる予定でした。
荷物があろうとなかろうと、どっちみち、再びここへ来ます。
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1001 |
右の写真が、今通ってきた曼陀トンネル、左側の桜の左に元料金所、さらに、その左側の道を下りていきます。
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1003 |
トンネルを出たら、右折して、下ります。
一度下って、今抜けてきた曼陀トンネルの上でスイッチバックして雲辺寺へ向かうはずです。
地図見ると、そうなっています。
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1007 |
途中の水場
雨後の、流れている水は飲めません。
パス。
ここで昼飯にすればよかったような。
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1036 |
このあたりが、さっき通ってきた曼陀トンネルの上ではないかと思います。
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1121 |
車は、ここまで。
ここに車を止めて
納経所で自己申告して、料金を支払います。
ロープウェーにしても、車にしても
お遍路は金がかかります。
着きましたよ。
すっかり濡れてしまいました。中は汗で、外は霧でぬれました。
大急ぎでジャンパーを脱いで、中のシャツを着替えて、
途中で脱いだカッパの内側の結露を拭き取って、
おまいりの前に、することが沢山あります。
しかし、裸になるような適当な場所がない。
晴れていれば、そこらへんで脱げばよいのですが、どこも濡れているので、脱いだものを置くところがない。
なんとかかんとか、研修所らしき建物の軒先を見つけ、脱いだのですが、
結構人が通る・・・。
これも修行のひとつです、? 、修行に来たのか ? 。
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1132 |
66番
雲辺寺を打つ
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1137 |
今まで、・・・自転車で走っていたときは
誰にも会わなかったのに
ここは、人だかりです。
ロープウェーで登ってきた人たちです。
ところで、ロープウェーはいくらするのか。
すぐに、ゼニの計算をしたくなります。
片道1200円、往復2060円とあります。
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1221 |
人の財布の中身が減っていく心配をしたあとは
下ります。
先ほどのトンネル、曼陀トンネルまで戻り、県道8号を観音寺へ向けて下ります。
ロープウェイ乗り場入口分岐まで下りてきました。
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1334 |
途中サークルKで簡単な食料を買い込んで、道々食べながら走る。
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1347 |
ここで、昨日三角寺で出会った歩き遍路の人と再び会いました。なんと速いことでしょう。
聞けば、昨夜は白地荘に泊ったとのこと、どうしてそんなに速いのか。
考えてみれば、昨日は、私は昼過ぎに、早々に切り上げてホテルにはいった。
この方は、ずーっと歩き続けていたということです。
67番、大興寺を打つ
69番の方が上に書いてあります。
やってまいりました。2つの寺が同じところにある、
2寺で共同運営、
ジョイントベンチャー68番神恵院、69番観音寺
68番神恵院、69番観音寺、2つ同時に打つ
2つの寺が同じ敷地に並んでいる
納経所は同じところ
共同でやっている。
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1550 |
神恵院はあっち
観音寺はこっちと書いてある
お参りは別々だな・・・
というところまでは、わかる
納経所の矢印はひとつ
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1551 |
団体の方々は、あっちへぞろぞろ、こっちへぞろぞろ
本堂へぞろぞろ、大師堂へぞろぞろ、
本堂へ行って、大師堂へ行って、
かなり移動が目立つ、
移動の途中に、団体と団体が交錯するものですから、
交通整理が必要なほどです。
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1558 |
そして、
68.69の納経所が
同じ看板になっている。
同じ敷地に寺が2つあると思っていたのだけど、ちがう。もっとすごいことになっている。
納経所も同じところにある。
では、サインをしてくれる人が2人、同じところに座っているのかと、思ったら、もっとすごいことになっている。
1人で2つの寺のサインをしてくれるのだ。
書いて、めくって、また書いて、ということか・・・・と、思ったら、もっとすごいことになっている。
納経帳は、ちょうど見開きになっていて、左書いて、右書いて、という具合に、いちいち、吸い取り紙をはさまなくてもよいようにうまくできている。
右と左と間違ってサインすることはないのか・・・なんて、人の心配をしてみたが。
毎日やっていることだから、それはありえない。
すきやの納豆定食2食分と同じ値段の600円、まとめて払うようになっている。
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1615 |
70番
本山寺を打つ
ほんざんじ、と思っていたら、もとやまじ、だった
あぶないところでした。
声に出して言わなくてよかった。
沈黙は金
さて、今夜の泊る場所を、まだ決めていませんでした。
なぜか、・・・今日に限ってはどこまで行けるか
予測がつかなかったからです。
今回の行程では3日ほど予備日を作っていました。
悪天候で全く進めなくて、そこに1日留まらざるをえない日のために
予備日を作りました。
予定通りに行ったら、@四万十川を下る。
A次が満濃池をまわり大麻山にキャンプを張る。
B予備日の3日目が小豆島行きです。
高知市内で、思いのほか時間をとりましたので、
1日使う。
四万十川下りで2日目を使う。残りあと1日です。
予備日は、あと1日残っていますが、
天気と視界が良くない。ので、
大麻山、満濃池をやめて次に進みます。
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空海が4歳のとき、遣唐使船が瀬戸内海を西へ帆走していく姿を見ただろう。
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という様なことが「空海の風景」に書いてありました。
なので、
---本当に瀬戸内海の船が見えるものなのか---
大麻山からだったら見えるかもしれない。
ということで、大麻山でテントを張りたかったのですが、
先ほども書きましたが、天気と視界が良くない。ので、
大麻山、満濃池はやめて次に進みます。
急きょ、晩翠旅館が空いているか問い合わせてみましたら、
泊れるという。
食事付きでお願いしました。もう安心です。
泊まるところさえ決まれば何のしんぱいもない。
晩翠旅館がとれてラッキーでした。
どうしてラッキーなのかと言いますと。
晩翠旅館に泊まれるということがラッキーなのです。
この旅館はよかった。
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1700 |
晩翠旅館に向かいます。
あの晩翠からきているのでしょう。
が、土井晩翠は仙台生まれですから
いまいち、かかわりがわかりません。
それはいいとして、いい旅館です。
食事は若旦那の作る料理を寿司屋のカウンターみたいなところで食べる。
歩き遍路、区切り打ちの方と若旦那を交えて、遍路の話などをして、盛り上がりました。
風呂は広い。
とても良い旅館でした。