場所 海から富士山 自転車+登山 104km
日時 2014_09_17
コース 田子の浦、港公園⇒自転車⇒伝法⇒入山瀬⇒源道寺⇒登山口⇒山宮⇒二合目分岐⇒新五合目⇒登山⇒富士山 往復
104km うち 自転車94km 歩き10km 17時間
メンバー ひとり
天気 晴れ
今回の新しい試み 海から富士山 高度差3776m
距離 104km うち 自転車94km 歩き10km


海から富士山へ登る  自転車+登山 104km
富士山は、日本で一番標高の高い山。2013年6月に、周辺地域と合わせて世界文化遺産に登録された日本を代表する山です。標高3776メートル。
現在の富士登山の方法は、車で五合目まで行き、そこから歩くというのが主流です。しかし、そんな中、麓から山頂まで歩いて登ろうという人たちもいます。標高差は5合目は2400m、歩いて登る標高差は1400m程度。

「富士山登山ルート3776」は、富士市が設定した海抜0メートルから富士山頂(標高3776メートル)を目指す全長約42kmの登山ルートです。「富士山登山ルート3776」には、あらゆる視点からの富士山眺望、多くの先人達が歩いたとされる海からの富士登山の歴史があります。これは、海から富士山頂上まで歩いて登る方法です。

全部歩くという方法は宿泊しなければできません。私は、海抜0mから「自転車と歩きで山頂を目指す」という方法にします。そうです、自転車を使うのです。そうすると、海抜0mから富士山日帰り往復ができます。


どこから登るかですが、富士山には主要な登山口(登山道)が4つ有ります。ルートごとに登山口の標高や登山道の距離は異なります。登山口の標高で比べると、吉田口と富士宮口がほぼ同じ高さ。須走口が一段下がって、御殿場口が遥か下に位置しています。登山口の標高が低いほど山頂までの道は長く、時間も掛かります。
吉田ルート(2,305m)、須走ルート(1,970m) 、御殿場ルート(1,440m)、富士宮ルート(2,380m)
カッコ内は(五合目の標高)、五合目というのは場所によって違うということです。富士宮口の登山口は1400mで、ここは新五合目です。
標高差で見てみます。
累積標高差 吉田ルート +1,436m 須走ルート+1,746m 御殿場ルート+2,266m 富士宮ルート+1,332m

自転車で上る標高差を多くするか、歩いて登る標高差を多くするかの選択です。どちらが良いとは言えません。勾配によりけりなのです。何度以上だったら歩いたほうがよいか。例えば、御殿場ルートは自転車走行部分の勾配はゆるいが、沼津から御殿場まで自転車で行くとしたら距離が長すぎます。結局、結論は下りの問題もあるので、私には出せません。
私は今回は歩き部分の標高差の小さい富士宮口からの往復で行ってみます。

問題が2つあります。ひとつは、いつ上るかです。夏の登山シーズンですと5合目から上は人で渋滞して、急いで上ることができません。2つ目は駐車場の問題です。田子の浦港から出発しますが、出発時刻が早い。そして帰ってくるころには真っ暗で、駐車場が閉まっているおそれがあります。

様々な不安を抱えつつ挑戦してみましよう。
海から富士山山頂日帰り登山、富士山超弾丸登山の開始です。

車で田子の浦まで行き、そこから自転車で富士宮口新五合目まで、それから歩いて登ります。
田子の浦みなと公園⇒自転車⇒新五合目⇒歩き⇒頂上 


田子の浦
みなと公園です。
きれいな公園になりました。
全景です。
駐車場は右手奥のあたりです。
かなり大きい。

が、朝7時半くらいから、夕方5時までです。
5時になったら
「出てください」と言われます。

係りの人が午後3時くらいから清掃をはじめます。
3人で、ボランティアでやっておられるそうです。
5時過ぎて、閉めこまれたら
どうしますか?
と聞いたら
それは、それなりに、方法はあります・・・
と説明してくれた。

キャンピングカーで泊まりたいという人がいたら
どうします。?と、聞いたら
出てもらいます。ということでした。
富士登山には、ここの駐車場は利用できないようです。
田子の浦港の駐車場、おみやげ屋、食堂などがあるところ、は夜間は閉鎖されているようです。

では、横にある広い道はどうだ。と、見てみると、
こんな具合です。
標識は立っていない。
1個だけ
「駐車禁止」の看板があります。
丸印のところです。
結局、入口の横の
ここに止めることにしました。
次は、朝早く東海道線の陸橋の坂を登りたくない
ので、線路の下をくぐる道を探しました。

ここです。
このように地下道になっています。
ここだと、起きてすぐでも
体に負担がかかりません。
=============
車中泊です。
慣れました。
寝袋敷いて、早々に寝ます。
すぐに、寝つき、早々と起きる習慣が身につきました。
あまり、いいことではありません。年のせいです。
本日の走行
自転車
歩き・・・・10km
自転車・・・・94km
どうしてこんな真っ暗な写真を撮っているか
というと・・・
何時に出発したか、時刻を記録するためです。
写真のプロパティに撮った時刻が記録されますので、それをあとで見ます。
GPSのほうにも記録は残るのですが、
こちらのほうが、使い勝手がよい。
0210
ということで、車中泊

田子の浦港出発です。
朝2時に出発です。

夜8時には寝ましたので
まあ、睡眠は十分でしょう。


伝法から入山瀬までまっすぐ
入山瀬から源道寺まで細い道をまっすぐ
車は全く通らないので、大丈夫







312
山宮のあたりです
ここから登りです。
0423
つづら折の場所です。
じぐざぐに、折り返し、折り返し
登っていきます

GPSの時刻は4時27分
一方、カメラの時刻は4時23分

2〜3分ずれています。
どっちが、どっちやら・・・
ま、どうでもいいことです。
まっくら闇の中走ります。
熊は出ないでしょう。
ここで、熊に襲われたら、笑われます。

しかし、まわり中、獣の匂いがします。
視界がきかない分、嗅覚がするどくなるのでしょうか。
まさか、鈴はつけていませんので
ベルを時々鳴らしながら、進みます。
対向する車は、気が付くと、すぐに
ライトを落としてくれるので、走りやすい。
0505-2
3時間ほど真っ暗な中を走ってきました。
新五合目までは過去に2回ほど事前走行をしています。
2013_10_212014_07_22です。
0527
前回の三頭山歩きで、ズボンが足にからみつき
足を上げるのも大変だったので
サッカー用のトランクスと長タイツを買った。
そして、汗を吸わない、乾くというシャツを買った。
0534
二合目分岐
旧料金徴収所です。
0542
富士山は
わずかですが
もやがかかっています。
0610
30分もしたら
もやが融けてきました。
陽がさしてきたようです。
今回は富士山の気圧でふうせんがどうなるか
見てみたいと思いまして、
このように3つ用意してきました。
0626
3つのふうせんを背負って登ります。
0645
まあまあの天気になってきました。
0650
あと5キロメートルで新五合目です。
かなり登ってきましたが
ふうせん、3兄弟の大きさは、
ほとんど変わりません。
荷台には登山靴が乗っている。初履きです。
0652
山は閉山直後
何を運んでいるのでしょう。
想像もつきません。
0714
とかなんとか、考えながら、ひたすら登ります。
0738
着きました。新五合目です。
なんということでしょう。
結局5時間半もかかってしまいました。
0756
雲の上にいます。
0756-1
上を見ると、こんな具合です。
すこし、もやがかかっています。
リュックの中は、寒くなったときのための
重ね着類がはいっています。
長ズボン、長袖の下着
そして、万一のためのレインウェア・・・
これは究極の防寒着としての利用も考えています。
0802
標高2400m
ふうせん三兄弟は、こんなかんじです。
大きさはほとんど変わりません。
そして、ここから歩きます。
0812
ブルドーザーの道と平行しているところもあります。
0813
閉山して数日ということもあり
ブルドーザーが
あわただしく荷物をおろしています。
0819
六合目まできました。
五合目駐車場が眼下に見えます。
すごい車です。
富士山は、すでに閉山しています。
0821
そして問題のゲート
ねずみ穴です。通行禁止
「いっさい責任持ちません」と書いてあります。
もぐったのか、迂回したのか、たくさんの人が登っていました。
0837
3人連れの若者といっしょになりました。
後になったり、先になったりしながら
励ましあい、頂上を目指します。
0847
3つのふうせん・・・
依然として大きさは変わりません。
0849
3人の若者は
山口県から来た学生さんです。
富士山に登るためにだけ
新幹線を使って富士駅まできて
そこからレンタカーで登ってきたそうです。
さすが体力があります。
こんなに離されてしまいました。
この植物ですが・・・
イタドリに似ている・・・・
が、近寄ってみると、どうも違う。
「オンタデ」だそうです。

======
和名は発見された地名、木曽の御嶽山に生育するタデという意味。 ちなみにタデとはあの「蓼(たで)食う虫も好き好き」のタデのことです。
=====
タデは苦い。それを食う虫もいる。
では、その虫の名前は?・・・・
・・・・よくわからない。・・・
0850
いい天気になってきました。
0900
あいかわらず
ブルドーザーがあっちに、こっちにと
ジグザグに登っていきます。
ウォーリーというアニメーションがありました。
あんなかんじです。

ごろりん
と、転んだら
際限なく落ちていくでしょう。
それほどに狭い道を移動しています。
無事で登ってくださいよ・・・と祈ります。
0900-1
新七合目山小屋、
0906
新しく登山靴を買いました。
ホーキンスにするかキャラバンにするか
迷いましたが、
ホーキンスで合うサイズがなかったので
キャラバンにしました。
GOAとか書いてあります。
0915
若者たちに引き離されて、てくてくと一人旅




0916
あわただしく追い越していく人
下っていく人が、3名ばかりいました。

きっと1日2回登っている人でしょう。

「2回目ですか?」
と、聞いたら
「3回目です」という答え、でした。

富士山に何回登ったことがあるかという話ですが・・・
強力の梶房吉さんという人は物を背負って登頂回数1672回。
そして、實川欣伸さんが2014年7月16日
1673回達成。

大変なのは、年間に登れる日が限られているということでしょう。
冬場は登れないので、夏場に1日複数回上ることになります。
そして、もっと大変なのが、昨今の富士山ブーム、
シーズン中は、皆さんゆるゆると登っていますので、大渋滞。
これもまた、なかなか登れないでしょう。
では夜間はどうかというと、
これもまた、ご来光とかなんとかで、大渋滞。

従って、シーズンを少しはずれた、この時期に
皆さん、1日3回とか
登れるだけ、登って、回数をこなすのでしょう。

何人かの人たちが、挑んでいるようでした。
すごい人たちです。




富士宮口には七合目が二つあります。
新七合目(標高2780m)と
元祖七合目(標高3010m)
かなり離れています。
写真は元祖七合目から下を見ています。
0927
下を見ると
競馬の馬みたいに、駆け上ってくる人が見えます。
まもなく、すぐに、追い抜いて登っていくでしょう。

シーズン真っ盛りの時期には
大渋滞して、駆け上るわけにもいかず、
どうしているのだろう、という疑問が湧きます。

もうひとつの疑問は
「富士宮口から登って、吉田口に下りて、再び登ってくる、そのようなコースをたどることはあるのか・・・」
ということです。

あのスピードで風の如く去って行かれたら
聞く間はありません。
0939
だんだん急になってきましたが
ふうせんの大きさは
変わりません。
1004
下を見ると七合目の小屋が見えます。
1034
そして、もう少しで八合目
1118
あいかわらずブルドーザーが動いています。
このブルドーザーは折り返しではターンせずに
スイッチバックして移動していきます。

つまり半分はバックして進んでいるのです。
運転席が2つあるのか・・・・

どのように運転しているのか
さっぱりわかりません。

折り返しをじーっと見ていましたら
すっかり時間がたってしまいました。
1210
じーっと上ばかり見ていたら
気持ち悪くなってきました。

なんだろう・・・
と思いめぐらしたところ
高山病にかかったみたいで
ちょー、気持ち悪いです。

何度か登っていますが
初めてです。
年のせいでしょうか。
自転車漕ぎと山登りのトレーニングはしましたが
高度順応トレーニングはしていません。

やはり順応力が衰えているのでしょうか。
1240
それとも、睡眠不足と疲れのせいでしょうか。

こんなところで、倒れて、ヘリコプタでも呼んだりしたら、
大変です。
倒れたやつは、なぜか、背中に、ふうせんをしょっていた・・・
笑いものです。

そんなことで、ゆっくり、ゆっくり、一歩ずつ、
登ってきたら
すっかり時間をくってしまいました。

到着です。

パノラマ写真リンク
1246
そして、お鉢めぐりをします。

火口です。かなり深い
先ほどの学生さん三人組です。
3人は、歩くのは速いが、長く休憩をとるものですから、
後になったり先になったりしながら同じように登ってきました。

「おーっ、ちょー・・・」
男の子は必ず「ちょー」と言います。
「ちょー・・・」
何と言いたかったのでしょう。

これが女性だったら
「やばい、・・・やばーい」と言います。
時々、間違って
「かわいいー」とか言ったりします。
噴火口は、かわいくありません。
1254
吉田口頂上のほうから回ってきた人たち。
指さしながら何か見ています。
須走の方角です。

私なら
「すべって、駆け下りていけるんだぜ」
と説明しますが。
1255
たしかに、すべるように、駆け下りていけそうです。
1256
吉田口頂上の方へ歩いてみます。

ふうせん
3兄弟は、やはり、大きさ変わらず。
です。
1323
富士吉田口頂上の小屋
みんな閉まっています。

富士宮口より
こちらのほうが繁華街です。
が、富士宮口に比べたらものすごく寒いです。
噴火口をまたいで
剣が峰

はて、ぐるりと回ってしまうと、時間がかかってしまいすぎ
下りるのが、かなり遅くなる。
やばい、ので
引き返して、早々に下山します。
1525
下を見ると
このとおり。



大急ぎで
下ります。

下る途中、
またまた、駆け上ってくる記録保持者らしき人と
すれ違います。
この時刻ですと
やはり3度目の登山でしょう。
元気があります。
1626
どうにか、こうにか

新五合目まで
下りてきました。
若者たちとお別れして・・・・下ります。
まさか、あのおじさん自転車で・・・・というかんじで。
1634
五合目まで下りてきても
ふうせん達は変わらず・・・

しかし、問題はペットボトルです。
1.5リットルのペットボトル
飲み干して、しっかり蓋をして
そのまま帰ってきました。
1654
いっきに下りますが

キンキンに冷えるはずですので
いっぱい着込んで走ります。
霧が出てきました。
1710
二合目分岐

自転車は、やはり寒い
しかし、高度を下げるには
歩くより、数十倍も速い。
1754
山宮
あとは真っ暗です。



源道寺まで細い道をまっすぐ
車は少ないので、大丈夫
入山瀬まで直線
抜け道になっているようで、車は多いし、
道は狭いし、ずーっと、いっぱい引き連れて
びんびん走ります。
伝法までまっすぐ
ここも、道が細いし、車は多いし
通勤帰宅時間帯なので
またまた、ずーっと引き連れて走ります。
かなりの顰蹙(ひんしゅく)をかっています。




1910
田子の浦
駐車場に到着です。写真撮っても、なーんにも写りません。
くたくたです。
うちに帰り着いて、ふうせんは、このとおり
一方、ペットボトルはどうなったかというと
1.5リットルのペットボトルは
このとおり
どれくらい縮んでいるか
500MLのペットボトルから
空気を送り込んでみたら
500近くはいりました。
トップページへ