お遍路 17日目


今日は16年04月2日です。晴一時曇り
今治ステーションホテル⇒58番 仙遊寺 ⇒59番 国分寺⇒60番 横峰寺⇒63番 吉祥寺⇒62番 宝寿寺⇒61番 香園寺⇒64番 前神寺⇒ビジネス旅館小松
今治ステーションホテルを出て、第58番札所 仙遊寺へ向かいます。


今日は急坂の横峰寺があります。宿に荷物を置いていきます。

58番 仙遊寺に7時過ぎに着く予定で、逆算してそれくらいの時刻にホテル出ます。
が、かなりの坂道なので、よほどの余裕をみなければならない。
ところが、どれほどの余裕か、上ってみなければわからない。
結局、早め、早めに出るということになります。
ホテルでは自転車はレストランの片隅に置いてくれました。
そして、朝食付きでした。

朝、雨は降っていない。
窓から手を伸ばしてみたが、手に何の感触もない。全く降っていない。
雨の横峰寺への坂のぼり、に、ならなくてよかった。

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登り坂が続きます。

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わかりやすい道しるべが、いっぱいあります。

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かなり急なところがあります、
しかし、朝いっぱつ目なので、汗かかないように、
心臓に負担のかからないように、ゆっくののぼります。

第58番札所
仙遊寺を打つ
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第58番札所
仙遊寺を打つ
7時になってすぐ寺入りしたのは、この寺と大宝寺の2つです。

第59番札所
国分寺 を打つ
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第59番札所
国分寺 を打つ
国分寺 を打ちます。
この後は小松へ移動です。

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歩きの人はすごいと思います。
歩いても、歩いても、ほとんど景色が変わらないのですから。
よほど心の鍛錬ができていないと、メゲそうです。
みなさん、すばらしい。

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すきやで朝飯
西条三津屋店
いつものとおり、納経代と同じ
納豆定食大盛300円
小松の町にはいりました。
今夜泊まる予定の民宿に荷物を置かせてもらって、坂道をのぼります。
ここから13kmくらいあります。

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今夜の宿は、もう決めました。ビジネスホテル小松です。
ビジネスホテル小松に荷物を置かせてもらったので自転車は軽い。
横峰寺へむけて上ります。

60番 横峰寺から下りてきたお遍路さん。

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シャトルバスの上の原発着場。
ここから往復1750円、距離は片道8kmくらい。

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黒瀬ダムです。

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道は沢沿いの上っている間がいちばん急なのです。
沢から離れて、ジグザグはじめると、いくぶんなだらかになります。

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追い越していく車を避けて、めいっぱい左に寄るのですが、端の方は道にコケが生えていて、すべるのです。

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車で上る人たちのための料金所です。
普通車1,800円
自転車は、
「どうぞ、そのまま行ってください」と。
車遍路は金がかかります。

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シャトルバスです。
「車はバスを追い越さないでください」と看板があります。
無線で連絡を取り合いながら離合しているのでしょう。
途中番号を書いた看板がありましたから、
「何番のところで待機中・・・」とかやっているのでしょう。

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下りてくる車に注意しながら
なんとか、上ってきました。

道の横の細い道を下りていきます。

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ジグザグの階段です。

第60番札所
横峰寺を打つ
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本堂が見えてきました。
ずいぶん下りました。
清めの水は、もっと下でしたので、
おまいりする前に手を濡らすのを忘れました。
ドンマイ、ドンマイ
甘いも、酸っぱいも全部呑み込んで、お遍路です。
しかし、どこの寺も、なぜこんなに階段が好きなのだろう。

第60番札所 、横峰寺を打つ

第63番札所
吉祥寺を打つ
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だーっと下りてきて、・・・と言いたいところですが、違う
眠いのを我慢して、ちんたら、ちんたら下りてきました。
どうして下り坂は眠いのでしょう。
最初に目についた寺、吉祥寺を打ちます。
第63番札所
吉祥寺を打つ

第62番札所
宝寿寺を打つ
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すぐ隣に宝寿寺
第62番札所
宝寿寺を打つ


第61番札所
香園寺を打つ
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そーして、「明治座ですか? 」ってかんじの
香園寺です。
向かって左横に階段があります。
そこを上ったところが太子堂。
若い女性ふたりが上り始めました、
階段を上りはじめると、なんと、じゃんけん、をはじめた。
勝ったら何段か上って・・・・負けたら止まったり、
そんなことしてあそんでいました。
ゆかいな女性の方々です。
第61番札所
香園寺を打つ。
昼めしは食べたが、何しろ早すぎた昼飯だったので、腹減った、ベンチに座って、リュックにはいっていた残り物のパンなどを食べる。

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今夜の宿は決まっているし、晩飯、朝飯付きだし、もう、何の心配もありません。ゆっくり、あちこち見物して、できれば歩きの人たちと話しして、日が暮れるのを待ちます。
第64番札所
前神寺を打つ

第64番札所
前神寺を打つ
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私がひとりで、こっそりと、経を唱えている
ボソボソと「クーフイシキ、シキソクゼクー・・・」とか唱えていると
大勢で、ぐるりと取り囲んで、「カンジザイボーサツ・・・」とか
大声で、大合唱を始めるのです。
私は、せっかく途中まで唱えていたのに、
そちらに呑み込まれてしまって、
どうにも独自性を保てず、
みんなと一緒に唱えるはめになってしまいました。
私のお経のにわか丸暗記は、まだ定着していなかったようです。

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ホテルへ戻ります。
ホテルでは、大広間で、みんな集まって、
集まって、それでいて、ひとり鍋、の、夕食でした。
私以外は全員歩き遍路の方々でした。
自転車の私だけ話の輪にはいれず、ひとりぼっちかというと
そうではありませんよ。
歩き遍路の方々が、どんな苦労をしているか、今まで数日間
研究を重ねてきましたから、十分に話に加わることができます。
たのしい夕食でした。
外国の方、ペアで、お遍路しておられました。



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