札幌から旭川 自転車移動


2日目 6月27日
2013_06_27 札幌⇒白石⇒輪行⇒滝川⇒旭川  53.5km


札幌⇒白石 自走
白石⇒滝川 雨に降られたため輪行
滝川⇒旭川 自走

0403

朝、目が覚めたら雨。
予報を見たら雨になっていて、かなり落ち込みます。
その横に日経平均が出ていて、さらに落ち込みます。

「どうでもいいや、今日があしたになれば、それでいいか」
というかんじで行動を開始します。
毎回同じパターンです。

とりあえずは小降りなんですが
ぽつり、ぽつりくらい
行けない事はなさそうです。

7km
たったこれだけ走ったところで雨。
本降りです。

白石まで来たら雨がひどくなってきました。
ぽつりぽつりだったのが、ざーっときました。

あわてて農協のATMのひさしのところに駆け込み、
「雨というものはずーっと振りつづけるものではない、息継ぎのために必ずやむさ・・・」
と、たかをくくっていました。

しばらく雨宿りしていた。が、いっこうに止みません。
ずーっと降りつづけるつもりのようです。
いつまでも待ってみよう・・・
と、考えてじっとしていましたが・・・・
今日は平日です。
いずれ農協の職員の人が出勤してきます。

それまでに身の振り方をきめておかねばなりません。

どこか、ゆっくり雨宿りできるところへ移動しましょう。
ということで・・・

その後、自転車を分解はじめた。0545
金網の向こうは放置自転車の保管場所
0655 ゆっくりと暇つぶし程度に荷造りした。

非常用のコート(上だけ)を着て、コンビニへ行き傘を買いました。
(レインコートは無かった)
傘をさしながら線路横のガード下まで歩いて行って、そこで、雨宿り。
どーにも止まない・・・、
自転車の解体をはじめました。
そうこうしているうちに輪行袋にまとまってしまいました。
・・・・
しばらくして・・・
そこから最寄の駅までどれくらいあるか下調べ。
空身で往復してきました。

1058

ずりおちる輪行袋を肩にかけて
最寄駅の白石駅まで歩き、
ラッシュアワーが終わるのをじーっと
いろいろなことをして時間をつぶし
待って旭川へむけて出発。

今日中に着けばいいのですから
ものすごくゆっくりでいいです。

各駅停車の列車で
誰も乗っていない。
岩見沢あたりで、1時間ばかり止まっていました。
あちこちとまって、そのたびに特急に追い越されて
ゆっくりと旭川へ向かうつもりのようです。
何度か、「回送列車に早変わりするのではないか」
と思うくらい長くとまったりしていました。

1113 1124
1128 1223

途中晴れてきたので滝川で降りました。

この段階でも、おおいに迷っています。
また降り始めたらやっかいだ・・・
再び自転車解体しなければならない。

それはめんどうだ・・・
などと、輪行袋から出したり、仕舞い込んだり、何度か同じ作業を繰り返したあげく、
何か食べれば、いい考えも浮かぶだろうと、早い昼飯を食べました。
「困ったときには食べろ」
わたしの座右の銘です。
そこで奮発してフォルクスにはいりステーキを食べました。
スープバーで何杯かお替りして、
そして、決心しました・・・
いくぞー
とうとう組み立てました。

ここから
53.5kmです。

もう迷ってはいられません。
走るだけです。

1229

滝川市街
旭川まで50km

1345

まっすぐな道です

1357

前輪2こ、後輪に2こ
大きな荷物をさげて走っている若い人がちょうど休憩するところだったので、
今朝降った雨の話で盛り上がり、その勢いでいろいろ話を聞くことが出来ました。
今夜旭川に泊まり、明日、動物園に行くと言っていました。

これからも、なるべく人に話しかけていこうと思っています。

1453

カムイコタンにつきました。
コタンという言葉は、なぜか小さい頃から
憧れのことばでしたね
ラジオドラマがありました。
それを聞いていたせいでしょう。
コタンとは「集落」という意味だそうです。

たとえば
オンネコタン(温禰古丹)
クシュンコタン(久春古丹)

シコタン(色丹/大きな村の意)

では、「しこたま」ということばの「しこ」は、「たくさん」という意味で、ここからきているのでしょうか。まさか
などと考えながら走ります。
自転車に乗っていると、いろいろなことを考えます。

1505

対岸にはサイクリングロードが整備されております。
鉄道廃線跡ですね。函館本線の跡地です。

過去何度か落石により通行止となり、国道12号本線及び春志内地区旧道が代替ルートとされています。
今回も落石のため、通行止めです。

1509

神居古潭トンネルです
左の側道、旧道をはいったら、とうもろこしを売っている店があったので買って食べました。
焼きとうもろこしではなくて、「煮とうもろこし」だった。
ちゃんと「煮とうもろこし」と書いてあった。
そこのおかあさんと話をしました。

春志内トンネルを通らずに旧道をいきなさい。と、
ていねいに地図を書いてくれました。

荷物を整理して出かけようとすると
書き直した新しい地図を持って再び出てきて
また、説明してくれました。
ほんとうに親切です。
旅はいいですね。

1532

神居古潭

石狩川が上川盆地を抜け、石狩平野へと流れていく途中の渓谷にあります。
今朝の雨のせいで濁っています。

1549

上に春志内トンネルが見えます

「はるしない」と読みます。
北海道の地名の読み方は素直でいいですね。
非常にわかりやすいです。

全長は1.8km
歩行者、自転車は旧道を通ります

知らずに国道を通ってきた人は、みんな
「こわかったー」と
言うそうです。
とうもろこし屋の奥さんが言っていました。

1600

旧道は歩行者、自転車道となっています
対岸に函館本線の跡地であるサイクリングロードがありますが崖崩れで通れない

「こちらを行きなさいよ」と、とうもろこし屋の奥さんに言われ、こちらを走っているところです。

ヘルメットは
そのわずかな重さが首の負担になるので
こういう場所ではかぶっていません。

物入れカゴ代わりに使っています。



1632

旭川市南が丘付近
丘の上から旭川市街
結構いい景色です。

1708

市内はあちこち川だらけというかんじです。
川の中にある町というかんじです。
川沿いを走ると、川の合流点が非常に多いのです。
あちこちから川が流れ込んでいるのでしょう。

どこに行くにも必ず橋を渡ることでしょう。

さぞや、サイクリングロードも縦横に走っていることでしょう。


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